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だますにてなし【騙すに手なし】🔗⭐🔉
だますにてなし【騙すに手なし】
だまして解決するより方法がないこと。
巧みにだませばいくら用心しても防げないということ。
《類句》だますに敵なし。
たまとくだける【玉と砕ける】▽中国🔗⭐🔉
たまとくだける【玉と砕ける】▽中国
美しい玉となって砕け散る。正義や名誉を守ろうとして潔く死ぬことのたとえ。
《参考》
玉となって砕くとも瓦となって全からじ。
《出典》
〔北斉書(ホクセイショ)・元景安伝〕
たまとなってくだくともかわらとなってまったからじ【玉となって砕くとも瓦となって全からじ】▽中国🔗⭐🔉
たまとなってくだくともかわらとなってまったからじ【玉となって砕くとも瓦となって全からじ】▽中国
《玉となって砕けても、取るに足りないかわらとなって安全に残ろうとは思わないの意》節義を守り功名を立てたようとして、たとえ潔く死んだとしても、何もなすことなく、いたずらに生きながらえることはしたくないということの、たとえ。「玉砕瓦全(キ゛ョクサイカ゛セ゛ン)」とも。
《出典》
大丈夫寧(ムシ)ロ玉砕ス可(ヘ゛)シ、瓦全スルコト能(アタ)ワズ。〔北斉書(ホクセイショ)・元景安伝〕
たまにきず【玉に瑕】▽中国🔗⭐🔉
たまにきず【玉に瑕】▽中国
完全に近いほどりっぱだが、わずかの欠点があることのたとえ。また、そのような欠点のたとえ。
《例文》
「非の打ち所のない青年だが、少し背が低いことが玉に瑕である。」
《出典》
〔論衡(ロンコウ)・累害篇〕
たまのさかずきそこなきがごとし【玉の杯底無きが如し】▽中国🔗⭐🔉
たまのさかずきそこなきがごとし【玉の杯底無きが如し】▽中国
《りっぱな玉の杯でも底がなくては役に立たないように》見掛けが非常にりっぱで美しいものに欠点が一つあって役に立たないことのたとえ。
《出典》
人主ト為(ナ)リテ其(ソ)ノ群臣ノ語ヲ漏泄(ロウセツ)スルハ、是(コ)レ猶(ナオ)当(ソコ)(=底)無キ玉巵(キ゛ョクシ)(玉の杯)ノゴトキナリ。〔韓非子(カンヒ゜シ)・外儲説右上篇〕
たまみがかざればきをなさず【玉磨かざれば器を成さず】▽中国🔗⭐🔉
たまみがかざればきをなさず【玉磨かざれば器を成さず】▽中国
《美しい玉もみがいたり、加工したりしないと、りっぱな器にならないの意》すぐれた才能があっても、努力して学問しなければりっぱな人間になれないということ。
《出典》
玉琢(ミカ゛)カザレバ器ヲ成サズ、人学バザレバ道ヲ知ラズ。是(コ)ノ故ニ古(イニシエ)ノ王者ハ国ヲ建テ民ニ君タルトキ、教学ヲ先ト為(ナ)ス。〔礼記(ライキ)・学記篇〕
《類句》玉磨(ミカ゛)かざれば光なし。
ことわざ ページ 322。