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ちゃばらもいっとき【茶腹も一時】🔗🔉

ちゃばらもいっとき【茶腹も一時】 茶を飲んだだけでもしばらくの間空腹をしのぐことができる。少しばかりのものでも一時の間に合わせになるということ。 《類句》粥腹(カユハ゛ラ)も一時。湯腹も一時。

ちゃわんのごはんつぶがきれいにとれるとあめ【茶碗の御飯粒が綺麗に取れると雨】🔗🔉

ちゃわんのごはんつぶがきれいにとれるとあめ【茶碗の御飯粒が綺麗に取れると雨】 茶わんから飯粒がきれいに取れるときは湿度の高いときで、このようなときは雨になりやすいということ。

ちゃをたてる【茶を立てる】🔗🔉

ちゃをたてる【茶を立てる】 茶道の作法に従って飲む茶を作る。 《参考》 「立てる」は「点てる」とも書く。

ちゃをにごす【茶を濁す】🔗🔉

ちゃをにごす【茶を濁す】 お茶を濁す

ちゃをひく【茶を挽く】🔗🔉

ちゃをひく【茶を挽く】 《茶臼(チャウス)をひいて茶の葉をすり砕き、抹茶(マッチャ)を作るの意》 芸者などが、客がなくて暇でいる。 用事がなくて暇でいることのたとえ。 《例文》 「さしたる用もなく、家にいては茶をひいて無為に過ごす。」 《例文》 (イ)普通「お茶を挽く」の形で用いる。 (ロ)昔、遊里で、客がなくて暇な遊女に茶臼をひかせて抹茶を作らせたことから。

ちゅうかふねをうしなえばいっこもせんきん【中河船を失えば一壺も千金】▽中国🔗🔉

ちゅうかふねをうしなえばいっこもせんきん【中河船を失えば一壺も千金】▽中国 《川で難船したとき、価値のないひょうたんでも水に浮かんで人命を救うことができるから、千金の値打ちがあるの意》普段無用のものでも時と場合によって非常に役立つことがあるということ。「一壺千金」「中流に船を失えば一瓢(イッヒ゜ョウ)も千金」とも。 《参考》 「壺」は、ひょうたんの意。 《出典》 〔〔かつ〕冠子(カツカンシ)・学問篇〕

ちゅうげんにしかをおう【中原に鹿を逐う】▽中国🔗🔉

ちゅうげんにしかをおう【中原に鹿を逐う】▽中国 帝王の位を得て天下を治めようとして争うことのたとえ。 《参考》 「中原」は、中央の野原の意で、天下にたとえる。「鹿」は、帝位のたとえ。 《出典》 中原還(マタ)鹿ヲ逐イ、筆ヲ投ジテ戎軒(シ゛ュウケン)ヲ事トス。〔魏徴(キ゛チョウ)・述懐詩〕 あるすぐれた地位を得ようとして互いに競争することのたとえ。

ことわざ ページ 334