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なんざんのじゅ【南山の寿】▽中国🔗🔉

なんざんのじゅ【南山の寿】▽中国 《南山が崩れないのと同じように》永久に続く命。また、事業などが長く堅固に続くこと。 《参考》 長寿を祝うことば。 《出典》 月ノ恒(コウ)(弓張り月)ノ如(コ゛ト)ク、日ノ升(ノホ゛)ルガ如ク、南山ノ寿ノ如ク、騫(カ)ケズ崩レズ。〔詩経(シキョウ)・小雅・天保〕

なんじにいずるものはなんじにかえる【爾に出ずる者は爾に反る】▽中国🔗🔉

なんじにいずるものはなんじにかえる【爾に出ずる者は爾に反る】▽中国 《自分のやったことの報いは、すべて自分の身に返ってくるの意》善悪の応報は自ら招いた結果であるということ。 《出典》 曾子(ソウシ)曰(イワ)ク、之(コレ)ヲ戒メヨ、之ヲ戒メヨ。爾ヨリ出ズル者ハ爾ニ反ルナリト。〔孟子(モウシ)・梁恵王下篇〕

なんじみずからをしれ【汝自らを知れ】▽西洋🔗🔉

なんじみずからをしれ【汝自らを知れ】▽西洋 《お前自身をよく知るようにせよの意》人間は、人間の本質である無知ということをよく自覚すべきであるということ。また、人は身の程をわきまえるべきであるということ。「汝自身を知れ」とも。 《参考》 ギリシアのデルフォイにあったアポロン神殿に、七賢人のことばの一つとして柱に刻まれていたという。古代ギリシアの哲学者ソクラテスが信条にしていたことば。

なんせんほくば【南船北馬】▽中国🔗🔉

なんせんほくば【南船北馬】▽中国 広く方々を忙しく旅して回ること。 《参考》 中国では、南方を旅行するのには川が多いので船を用い、北方は陸続きで山野が多いので馬を用いたことから。

なんでもこいにめいじんなし【何でも来いに名人なし】🔗🔉

なんでもこいにめいじんなし【何でも来いに名人なし】 何でも器用にこなせる人には一芸に秀でた人はいないということ。 《類句》何でも来いの何でも下手。多芸は無芸。

なんにのぞんでにわかにへいをいる【難に臨んで遽かに兵を鋳る】▽中国🔗🔉

なんにのぞんでにわかにへいをいる【難に臨んで遽かに兵を鋳る】▽中国 《戦争が起こってから、あわてて兵器を造るの意》平素準備を怠っていて、事が起こってから急にあわてても間に合わないことのたとえ。「難に臨んで兵を鋳る」とも。 《出典》 之(コレ)ヲ譬(タト)エレバ猶(ナオ)難ニ臨ンデ遽カニ兵ヲ鋳、噎(ツマ)リテ遽カニ井(セイ)ヲ掘ルガゴトシ。〔晏子春秋(アンシシュンシ゛ュウ)・雑上篇〕 《類句》渇(カツ)して井(イ)を穿(ウカ゛)つ。

ことわざ ページ 400