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にょうぼうはだいどころからもらえ【女房は台所から貰え】🔗⭐🔉
にょうぼうはだいどころからもらえ【女房は台所から貰え】
妻は、嫁入りのときに台所から入って来るような、自分の家より格式の低い家からもらうほうがよいということ。
《類句》女房は庭から。女房は灰小屋からもらえ。嫁(ヨメ)は下から婿(ムコ)は上から。
にわかあめとおんなのうでまくり【俄雨と女の腕捲り】🔗⭐🔉
にわかあめとおんなのうでまくり【俄雨と女の腕捲り】
にわか雨と女性のけんか腰はすぐにやむから、どちらも気にしないでよい。こわくないもののたとえ。
にわかちょうじゃはにわかこじき【俄長者は俄乞食】🔗⭐🔉
にわかちょうじゃはにわかこじき【俄長者は俄乞食】
急に大もうけして金持ちになった者が、有頂天になって金を使い果たし、たちまち1文もなくなってしまうこと。
にわとりがよるなくときょうじがおこる【鶏が夜鳴くと凶事が起こる】🔗⭐🔉
にわとりがよるなくときょうじがおこる【鶏が夜鳴くと凶事が起こる】
夜明けに鳴くはずの雄鶏(オント゛リ)が夜中に鳴くのは異常な物事が起こるしるしであるということ。
《参考》
各地で言われている俗説。
にわとりをさくになんぞぎゅうとうをもちいん【鶏を割くになんぞ牛刀を用いん】▽中国🔗⭐🔉
にわとりをさくになんぞぎゅうとうをもちいん【鶏を割くになんぞ牛刀を用いん】▽中国
《鶏を料理するのに牛を切り裂くような大きな包丁を使う必要はないの意》取るに足りない物事を処理するのに大人物または大がかりな手段を用いる必要はないというたとえ。
《参考》
孔子が門人の子游(シユウ)の治めている武城(フ゛シ゛ョウ)という小さな町に行ったとき、小さな町に似合わず礼学の教えにかなった正式の音楽が聞こえてきたので、武城のような小さな町を治めるのに、子游のような大才を用いるのは惜しいものだとの意を寓(ク゛ウ)して言ったことば。
《出典》
〔論語(ロンコ゛)・陽貨篇〕
にんおもくしてみちとおし【任重くして道遠し】▽中国🔗⭐🔉
にんおもくしてみちとおし【任重くして道遠し】▽中国
《仁を遂行する任務は重く、容易に達し得るものではないから、前途は遠いの意》責務は重く、それを成しとげるのに長い年月がかかるということ。責務や使命の重さをいうことば。
《出典》
曾子(ソウシ)曰(イワ)ク、士ハ以(モッ)テ弘毅(コウキ)ナラザル可(ヘ゛)カラズ。任重クシテ道遠シ。仁以テ己ガ任ト為(ナ)ス、亦(マタ)重カラズヤ。死シテ後已(ヤ)ム、亦遠カラズヤト。〔論語(ロンコ゛)・泰伯篇〕
ことわざ ページ 406。