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ぼうにふる【棒に振る】🔗⭐🔉
ぼうにふる【棒に振る】
それまでの努力や苦心を無にする。
《例文》
「あのときの失策のために私は一生を棒に振ってしまいました。」
《類句》水の泡(アワ)。水泡(スイホウ)に帰する。
ぼうねんのとも【忘年の友】▽中国🔗⭐🔉
ぼうねんのとも【忘年の友】▽中国
年齢の差がはなはだしいのにかかわらず、親しく交わる友のこと。
《出典》
〔陳書(チンショ)・江総伝〕
ぼうねんのまじわり【忘年の交わり】▽中国🔗⭐🔉
ぼうねんのまじわり【忘年の交わり】▽中国
年齢の差に関係なく、親しく交わる交際のこと。「忘年の友」とも。
《参考》
昔、すぐれた文才のあった禰衡(テ゛イコウ)は名声のある孔融(コウユウ)と親しく交際するようになったが、そのとき、衡は20歳に達せず、融は50歳になっていたという。
《出典》
〔後漢書(コ゛カンシ゛ョ)・禰衡伝〕
ほうばいえみがたき【朋輩笑み敵】🔗⭐🔉
ほうばいえみがたき【朋輩笑み敵】
同僚同士は、表面は仲がよいように見えるが、その実は互いにねたみ合い反目し合うものであるということ。
ほうほうのてい【這這の体】🔗⭐🔉
ほうほうのてい【這這の体】
散々な目に遭ってやっとのことで逃げ出すようす。
《例文》
「平身低頭として詑びを入れ、ほうほうの体で逃げ帰った…」《織田作之助(オタ゛サクノスケ)・夫婦善哉》
ぼうゆうのもの【忘憂の物】▽中国🔗⭐🔉
ぼうゆうのもの【忘憂の物】▽中国
《心の憂いを忘れ去るためのものの意》酒のこと。
《出典》
此(コ)ノ忘憂ノ物ニ汎(ウカ)ベテ、我ガ世ヲ遺(ワス)ルルノ情ヲ遠クス。〔陶淵明(トウエンメイ)・飲酒〕
《類句》酒は憂いの玉箒(タマハハキ)。
ぼうようのたん【亡羊の嘆】▽中国🔗⭐🔉
ぼうようのたん【亡羊の嘆】▽中国
《分かれ道が多く、逃げた羊を見失ってしまったという嘆きの意》学問の道が多方面にわたっていて真理を窮めるのが非常に困難であることを嘆くことのたとえ。また、行うべき事がらがたくさんあって選択に思い迷うことを嘆くたとえ。
《参考》
多岐亡羊。
《出典》
〔列子(レッシ)・説符篇〕
ぼうようほろう【亡羊補牢】▽中国🔗⭐🔉
ぼうようほろう【亡羊補牢】▽中国
《羊が逃げてから檻(オリ)を修理するの意》過ちや失敗を犯したらすぐ悔い改めよということ。
《出典》
鄙語(ヒコ゛)(世俗のことば)ニ曰(イワ)ク、兎(ウサキ゛)ヲ見テ犬ヲ顧ミル、未(イマ)ダ晩(オソ)シト為(セ)ズ。羊ヲ亡(ウシナ)イテ牢(オリ)ヲ補ウ、未ダ遅(オソ)シト為ズト。〔戦国策(センコ゛クサク)・楚〕
ことわざ ページ 492。