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まめをにるにまめがらをたく【豆を煮るにまめがらをたく】▽中国🔗🔉

まめをにるにまめがらをたく【豆を煮るにまめがらをたく】▽中国 《豆を煮るのにその豆のまめがらを燃料としてたくの意》兄弟や仲間同士が互いに害しあうことのたとえ。 《参考》 (イ)「まめがら」は、豆を取ったあとの茎や枝のこと。 (ロ)七歩の才。 《出典》 〔世説新語(セセツシンコ゛)・文学篇〕

まゆにつばをぬる【眉に唾を塗る】🔗🔉

まゆにつばをぬる【眉に唾を塗る】 《まゆにつばを付けると、狐(キツネ)や狸(タヌキ)に化かされないという俗信から》疑わしく思い、だまされないように用心することのたとえ。「眉唾(マユツハ゛)」「眉に唾を付ける」とも。 《例文》 「どうも、その話、眉に唾を塗ってからでないと聞けないようだ。」

まゆにひがつく【眉に火が付く】🔗🔉

まゆにひがつく【眉に火が付く】 危険な物事や急いで処置しなければならない物事が差し迫っていて猶予がないことのたとえ。「眉毛に火が付く」とも。 《例文》 「急に転勤が決まり、引っ越しの準備で家中は眉に火が付いたような騒ぎとなった。」 《類句》尻に火がつく。焦眉の急。

まゆをひそめる【眉を顰める】🔗🔉

まゆをひそめる【眉を顰める】 他人の不愉快な言動を見聞きしたり、心配事があったりして、顔をしかめる。「眉根を顰める」とも。 《例文》 「だれもが眉をひそめる無作法な振る舞いであった。」 《類句》眉根を寄せる。眉を寄せる。眉を集める。 《対句》眉を開く。

まゆをひらく【眉を開く】🔗🔉

まゆをひらく【眉を開く】 《今まで心配してひそめていた眉を伸ばすの意》心配事がなくなって安心する。 《例文》 「友人の病気も小康を取り戻した由で、眉を開く思いである。」 《類句》愁眉(シュウヒ゛)を開く。眉を伸(ノ)べる。 《対句》眉を顰(ヒソ)める。眉根を寄せる。

まよわぬものにさとりなし【迷わぬ者に悟りなし】🔗🔉

まよわぬものにさとりなし【迷わぬ者に悟りなし】 悩み迷わない者は悟りを得ることができず、救われることもないということ。 《類句》大疑(タイキ゛)は大悟(タイコ゛)の基(モトイ)。

まるいたまごもきりようでしかく【丸い卵も切りようで四角】🔗🔉

まるいたまごもきりようでしかく【丸い卵も切りようで四角】 物事は、そのやり方によって円満になったり穏やかでなくなったりするということのたとえ。 《参考》 後に「物も言いようで角が立つ」と続けて言うこともある。

ことわざ ページ 506