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まわたでくびをしめる【真綿で首を締める】🔗🔉

まわたでくびをしめる【真綿で首を締める】 直接でなく、遠回しにじわじわと苦しめたり責めたりすることのたとえ。 《例文》 「信頼する部下を次々に左遷させられ、真綿で首を締められる思いだ。」 《参考》 (イ)「真綿」は、屑繭(クス゛マユ)を引きのばしてつくった綿。柔らかくて軽いが強い。 (ロ)「締める」は、「絞める」とも書く。 《類句》真綿で喉を締める。

まわたにはりをつつむ【真綿に針を包む】🔗🔉

まわたにはりをつつむ【真綿に針を包む】 表面は親切そうに見えるが、内に人を害そうとする意地の悪い心を包み持っていることのたとえ。 《類句》笑中に刀(トウ)有り。

まをもたす【間を持たす】🔗🔉

まをもたす【間を持たす】 不必要にあいてしまった時間を、他のことでなんとか取りつくろう。 《例文》 「報告者が遅れて会は始められず、間を持たすのに骨が折れた。」

まんざらでもない【満更でもない】🔗🔉

まんざらでもない【満更でもない】 《それほどひどいわけでもないの意》かなり気に入っていて、いやに思ったり悪く思ったりしていない。 《例文》 「就任を渋っているようだが、内心ではまんざらでもないらしい。」

まんはそんをまねく【満は損を招く】▽中国🔗🔉

まんはそんをまねく【満は損を招く】▽中国 物事は、十分に満ちるとそれ以上は増えず、減るだけであるということ。 《出典》 満ハ損ヲ招キ、謙ハ益ヲ受ク。時(コ)レ乃(スナワ)チ天道ナリ。〔書経(ショキョウ)・大禹謨篇〕 《類句》満つれば虧(カ)ける。

まんめんしゅをそそぐ【満面朱を注ぐ】🔗🔉

まんめんしゅをそそぐ【満面朱を注ぐ】 怒りや屈辱などのために、顔を真っ赤にする。 《例文》 「満面朱を注いで激昂(ケ゛キコウ)した。」

まんをじす【満を持す】▽中国🔗🔉

まんをじす【満を持す】▽中国 《射ようとして弓を十分にひきしぼってそのまま保つの意》準備をすべて整えて、機会を待っている。また、物事が極点に到達してその状態にあることのたとえ。 《出典》 漢ノ矢且(マサ)ニ尽キントス。広(李広将軍)乃(スナワ)チ士ヲシテ満ヲ持シテ発スルコト母(ナカ)ラシム。〔史記(シキ)・李将軍伝〕 《類句》満を引く。

ことわざ ページ 507