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みみにさわる【耳に障る】🔗🔉

みみにさわる【耳に障る】 聞きにくい。耳に不快である。 《例文》 「講演者の話は反対派の人々には一々耳に障ることばかりだった。」 《類句》耳に逆らう。

みみにする【耳にする】🔗🔉

みみにする【耳にする】 それとなく聞いて知る。 《例文》 「妙なうわさを耳にした。」

みみにたこができる【耳に胼胝ができる】🔗🔉

みみにたこができる【耳に胼胝ができる】 同じことを繰り返し何度も聞かされていやになることのたとえ。 《例文》 「勉強しろということばはもう耳にたこができるほど聞かされている。」

みみにつく【耳に付く】🔗🔉

みみにつく【耳に付く】 一度聞いたことが印象に残って気になる。 《例文》 「彼女の言ったことばが耳に付いて離れない。」 物音がうるさく聞こえる。「隣のラジオの音が耳に付いて寝られない。」 新鮮味が失われ、聞くのがいやになる。 《例文》 「彼女の唄(ウタ)がいやに耳につきはじめ、」《宇野浩二(ウノコウシ゛)・蔵の中》

みみにとどめる【耳に留める】🔗🔉

みみにとどめる【耳に留める】 話などを注意して聞いて覚えておく。「耳に留(ト)める」とも。 《例文》 「噂話(ウワサハ゛ナシ)に聞いたライバル会社の動向を耳に留めておく。」

みみにはいる【耳に入る】🔗🔉

みみにはいる【耳に入る】 物音や噂(ウワサ)・情報などが自然に聞こえてくる。 《例文》 「思い掛けない話が耳に入った。」 《類句》小耳に挟(ハサ)む。耳に挟む。

みみにはさむ【耳に挟む】🔗🔉

みみにはさむ【耳に挟む】 うわさや情報などをちらりと聞く。聞くとはなしに聞く。 《例文》 「きみのことについて、変な噂(ウワサ)を耳に挟んだので、忠告しておくがね。」 《類句》小耳に挟む。

みみをあらう【耳を洗う】▽中国🔗🔉

みみをあらう【耳を洗う】▽中国 潁川に耳を洗う

みみをうたがう【耳を疑う】🔗🔉

みみをうたがう【耳を疑う】 聞いたことが信ぜられず、聞き間違いではないかと思う。 《例文》 「一切の費用を出すからアメリカに留学しないかと言われて、我が耳を疑った。」

みみをおおいてかねをぬすむ【耳を掩いて鐘を盗む】▽中国🔗🔉

みみをおおいてかねをぬすむ【耳を掩いて鐘を盗む】▽中国 良心にそむくことを行いながら、あえてそのことを考えないようにすることのたとえ。 悪いことをして、人は知らないだろうと思っていても、すっかり知れわたっていることのたとえ。「耳を掩うて鈴を盗む」とも。 《参考》 鐘を盗もうとした男が、鐘が大きくて背負えないので小さく割って持って逃げようとたたいたところ、大きな音がした。そこで男は、人がその音を聞いてやってくると思い、あわてて自分の耳を押さえて音を聞かないようにしたという。 《出典》 〔呂氏春秋(リョシシュンシ゛ュウ)・自知篇〕 《類句》目を掩(オオ)うて雀(スス゛メ)を捕らう。

ことわざ ページ 520