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もちはこじきにやかせろ、さかなはとのさまにやかせろ【餅は乞食に焼かせろ、魚は殿様に焼かせろ】🔗⭐🔉
もちはこじきにやかせろ、さかなはとのさまにやかせろ【餅は乞食に焼かせろ、魚は殿様に焼かせろ】
魚は殿様に焼かせよ、餅は乞食に焼かせよ
もちはもちや【餅は餅屋】🔗⭐🔉
もちはもちや【餅は餅屋】
《餅は、餅屋のついたものがいちばんうまいの意》物事にはそれぞれにすぐれた専門家がいるということ。しろうとは専門家には及ばないことのたとえ。「餅屋は餅屋」とも。
《類句》刀屋は刀屋。馬は馬方。船は船頭に任せよ。蛇(シ゛ャ)の道(ミチ)は蛇(ヘヒ゛)。芸は道によって賢し。仏の沙汰(サタ)は僧が知る。
もちもさげもならぬ【持ちも提げもならぬ】🔗⭐🔉
もちもさげもならぬ【持ちも提げもならぬ】
その物事を処理する方法がなくて閉口するようす。
もちやはもちや【餅屋は餅屋】🔗⭐🔉
もちやはもちや【餅屋は餅屋】
餅は餅屋
もっけのさいわい【物怪の幸い】🔗⭐🔉
もっけのさいわい【物怪の幸い】
思いがけなく得た幸い。
《例文》
「不潔な水でなかったのは、閭がためにはもっけの幸いであった。」《森鴎外(モリオウカ゛イ)・寒山拾得》
《参考》
「物怪」は、物の怪(ケ)。不運・凶事などの意から、予期しないことの意になった。
もっこうにしてかんす【沐猴にして冠す】▽中国🔗⭐🔉
もっこうにしてかんす【沐猴にして冠す】▽中国
《猿(サル)が衣冠をつけたようなものだの意》りっぱな衣服をつけて外見を飾っていても、心は卑しくて行いが粗暴であることのたとえ。
《参考》
秦(シン)を滅ぼして支配者に成り上がった楚(ソ)の項羽(コウウ)が、「出世した姿を故郷の人々に見せなければ、だれも出世を認めてくれない。」と言って故郷に帰ろうとしたところ、それを聞いたある人が、「『楚の人は冠をかぶった沐猴(猿)だ』と言われているが、なるほどそうだ。」と言った。これを聞いた項羽は怒って、この人を釜ゆでにしてしまったという。
《出典》
〔史記(シキ)・項羽本紀〕
もったいをつける【勿体を付ける】🔗⭐🔉
もったいをつける【勿体を付ける】
わざと必要以上に重要らしく見せる。もったいぶる。
《例文》
「そんなにもったいを付けないで、早く話せよ。」
《参考》
「勿体」とは、態度やようすがものものしいこと。
もったまえにはつくばう【持った前にはつくばう】🔗⭐🔉
もったまえにはつくばう【持った前にはつくばう】
金のある者には屈してしまうのがこの世のつねであること。
《参考》
「つくばう」は、うずくまる・しゃがむの意。
《類句》持てば殿様(トノサマ)。
ことわざ ページ 549。