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らちがあかない【埒が明かない】🔗🔉

らちがあかない【埒が明かない】 物事がはかどらず、決着がつかない。 《例文》 「いくら交渉しても埒が明かないので、彼はついに裁判所に訴えることにした。」 《参考》 「埒」は、馬場の囲みの柵(サク)で、転じて物事の決まった区切り・範囲の意。

らちもない【埒も無い】🔗🔉

らちもない【埒も無い】 秩序がなくて、筋道が通らない。とりとめがない。 《例文》 「子どものように、埒もない事を言う。」 《参考》 ここでの「埒」は、「臈次(ラッシ)(物事の順序)」から転じたとする説もある。

らっかえだにかえらず【落花枝に返らず】▽中国🔗🔉

らっかえだにかえらず【落花枝に返らず】▽中国 《一度散った花は元の枝に戻れないの意》一度破れた男女の仲は、元どおりにはならないというたとえ。 《参考》 「落花枝に返らず、破鏡(ハキョウ)再び照らさず」と続けることがある。 《出典》 〔伝灯録(テ゛ントウロク)〕 《類句》破鏡再び照らさず。覆水盆に返らず。

らっかじょうあれどもりゅうすいいなし【落花情あれども流水意無し】🔗🔉

らっかじょうあれどもりゅうすいいなし【落花情あれども流水意無し】 《散る花には水の流れのままに流れたい気持ちがあるが、流れる水には花を浮かべて流れたい気持ちがないの意》男女の一方に慕う気持ちがあっても、他方にその気持ちが通じないことのたとえ。「落花情あれども流水意(ココロ)無し」「落花心あれども流水情無し」とも。 《対句》落花流水の情。

ことわざ ページ 585