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あきかりがはやくわたるとほうさく【秋雁が早く渡ると豊作】🔗🔉

あきかりがはやくわたるとほうさく【秋雁が早く渡ると豊作】 がんが秋早く渡って来ると、その年は豊作であるということ。

あきたかくうまこゆ【秋高く馬肥ゆ】▽中国🔗🔉

あきたかくうまこゆ【秋高く馬肥ゆ】▽中国 《秋は、空が澄みきって高く感じられ、馬は豊かな飼料を食って肥えて元気になるの意》秋の季節のよいことのたとえ。「天高く馬肥ゆ」とも。 《出典》 雲浄(キヨ)クシテ妖星(ヨウセイ)落チ、秋高クシテ塞馬(サイハ゛)肥ユ。〔杜審言(トシンケ゛ン)・蘇味道に贈る詩〕

あきだるはおとがたかい【空樽は音が高い】🔗🔉

あきだるはおとがたかい【空樽は音が高い】 中身が詰まっているたるはたたくと重々しく響くが、からっぽのたるはたたくと音高く軽く響く。よくしゃべる者は軽薄で中身がないということ。

あきたんぽぽのはなさくとしはゆきがあさい【秋蒲公英の花咲く年は雪が浅い】🔗🔉

あきたんぽぽのはなさくとしはゆきがあさい【秋蒲公英の花咲く年は雪が浅い】 秋にたんぽぽが咲く年は、気温が高くて雪が少ししか降らないということ。

あきないはうしのよだれ【商いは牛の涎】🔗🔉

あきないはうしのよだれ【商いは牛の涎】 商売は、牛のよだれのように、細く長く、きれめなく、気長に辛抱すべきものであるということ。

あきないはくさのたね【商いは草の種】🔗🔉

あきないはくさのたね【商いは草の種】 商売には数多くの種類があるということ。「商売は草の種」とも。 《類句》身過ぎは草の種。生業(スキ゛ワイ)は草の種。

あきなすびよめにくわすな【秋茄子嫁に食わすな】🔗🔉

あきなすびよめにくわすな【秋茄子嫁に食わすな】 《秋の末のなすは憎い嫁に食べさせるなの意》秋の末のなすは非常にうまいことのたとえ。 秋なすは、食べると体が冷えて子が生めなくなるから、嫁に食べさせるべきではないということ。 《参考》 は、一説に、秋なすは、種子が少なくて、食べると子種がなくなるから、嫁に食べさせるべきではないの意とも。

あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる【秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる】🔗🔉

あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる【秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる】 秋の雨が降る日は、暖かくて寒がりの猫が顔を長くして喜ぶ。秋雨の降る日は暖かいことのたとえ。

あきのおうぎ【秋の扇】▽中国🔗🔉

あきのおうぎ【秋の扇】▽中国 夏には愛用されたが、秋になって涼しくなると不用になり、使われなくなった扇。男性から愛されなくなった女性のたとえ。「班女(ハンシ゛ョ)が扇」とも。 《参考》 (イ)「秋(アキ)」は「飽(ア)き」にかけたことば。 (ロ)漢の成帝に愛された美しく賢い宮女班女も、新しく美人の姉妹が宮中に入ってからは帝の愛を失ってしまい、わが身を秋の扇にたとえた詩を作ったという。 《出典》 〔文選(モンセ゛ン)〕

ことわざ ページ 6