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おきじゃくしつれい もたぬがぶちょうほう【置き酌失礼 持たぬが不調法】🔗⭐🔉
おきじゃくしつれい もたぬがぶちょうほう【置き酌失礼 持たぬが不調法】
置いた杯に酒を注ぐのも失礼なふるまいだが、杯を手にとろうとしない受け手もたしなみに欠ける。さしつさされつ互いの気持ちがうちとける酒席の微妙なおもむきを言ったことば。
おきてはたらくかほうもの【起きて働く果報者】🔗⭐🔉
おきてはたらくかほうもの【起きて働く果報者】
たとえ貧乏であろうとなかろうと、健康で働くことができるということは、しあわせだということ。
◎「果報者」は、しあわせ者の意。
おきてはんじょう ねていちじょう【起きて半畳 寝て一畳】🔗⭐🔉
おきてはんじょう ねていちじょう【起きて半畳 寝て一畳】
たとえどんな大きな家に住んでいようと人ひとりが占める場所は、起きているときは半畳、寝るときは一畳あれば済む。広大な家に住む金持ちをうらやんで、むやみにあくせくしてもつまらないということ。
〔類〕起きて三尺寝て六尺/千畳敷に寝ても畳一枚
おきなものあて【沖な物あて】🔗⭐🔉
おきなものあて【沖な物あて】
まだ手に入らないものを当てにすることのたとえ。
◎「沖な物」は「沖にある物」で、まだ捕まえていない沖にある魚などの意。「あて」は、当てにする意。
〔類〕捕らぬ狸の皮算用/穴の貉を値段する/飛ぶ鳥の献立
おくうのあい【屋烏の愛】🔗⭐🔉
おくうのあい【屋烏の愛】
深く人を愛すると、その人に関係するすべてのものに愛情が及ぶことのたとえ。
◎不吉でいやな烏(からす)でも、愛する人の家の屋根に止まった烏なら、愛らしく感じられるようになるの意から。
〔出〕尚書大伝(しょうしょたいでん)
〔類〕痘痕も靨/惚れた欲目
おくじょう おくをかす【屋上 屋を架す】🔗⭐🔉
おくじょう おくをかす【屋上 屋を架す】
よけいなこと、むだなことをするたとえ。
◎屋根の上にさらに屋根を架けるようなむだなことをするの意から。もとの形は『顔氏家訓(がんしかくん)』の「屋下に屋を架す」。
〔類〕高みに土盛る/川に水運ぶ/雪の上に霜
〔較〕That"s like putting a fifth wheel to a coach.(馬車に五つ目の車をつける)
ことわざ ページ 704。