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かなえのわくがごとし【鼎の沸くが如し】🔗🔉

かなえのわくがごとし【鼎の沸くが如し】 大勢の人が盛んに議論したり、やかましく騒ぎ立てたりして、おさまりのつかないようすの形容。 ◎鼎の中でさながら湯が煮えくり返っているときのように騒がしいようすから。 〔出〕漢書(かんじょ) →鼎の軽重を問う/鼎沸(ていふつ)

かなぐさりもひけばきれる【金鎖も引けば切れる】🔗🔉

かなぐさりもひけばきれる【金鎖も引けば切れる】 頑丈(がんじょう)な鉄製の鎖でも時には折れることがあるように、どれほど強い意志を持っている人でも、時には金の力やいろいろな誘惑に負けてしまうことがあるものだということ。

かなしいときはみひとつ【悲しい時は身一つ】🔗🔉

かなしいときはみひとつ【悲しい時は身一つ】 困ったり、落ちぶれたりすると、他人は寄りつかなくなる。そんなとき、頼りになるのは自分だけだということ。 ◎「身一つ」は財産もなにもなく自分のからだだけの意。

かなづちのかわながれ【鉄槌の川流れ】🔗🔉

かなづちのかわながれ【鉄槌の川流れ】 人の下でぺこぺこしているしか能のない、うだつが上がらない人のたとえ。 ◎鉄槌は頭の部分を下にして川を流れていくことから。

かなぼうひき【鉄棒引き】🔗🔉

かなぼうひき【鉄棒引き】 ささいなことを大げさにふれ歩く人や、おしゃべりで他人のことをあれこれ言いふらす人のこと。 ◎本来、夜回りなどで、鉄の棒を引きずり、大きな音を立てて注意を促す人のこと。 〔例〕「鉄棒の多い長屋のやかましさ」(古川柳)

かなわぬときにはおやをだせ【叶わぬ時には親を出せ】🔗🔉

かなわぬときにはおやをだせ【叶わぬ時には親を出せ】 言い訳に困ったときには親を引き合いに出して口実をつくれということ。

かなわぬときのかみだのみ【叶わぬ時の神頼み】🔗🔉

かなわぬときのかみだのみ【叶わぬ時の神頼み】 日ごろ信心など露ほどもしない者が、ものごとが叶わぬ時に限って、神様に頼り、救いを求めることのたとえ。 〔類〕苦しい時の神頼み/今際の念仏誰も唱える

ことわざ ページ 736