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こにひかるるおやごころ【子に引かるる親心】🔗🔉

こにひかるるおやごころ【子に引かるる親心】 わが子かわいさのあまり、親が冷静な判断を下せなくなったり、思いきった行動ができなくなったりするたとえ。 〔類〕子ゆえの闇に迷う

このこころ おやしらず【子の心 親知らず】🔗🔉

このこころ おやしらず【子の心 親知らず】 親はとかく、まじめに考え、努力している子供のことを察知できないということ。 〔対〕親の心子知らず

こはあるもなげき なきもなげき【子はあるも嘆き なきも嘆き】🔗🔉

こはあるもなげき なきもなげき【子はあるも嘆き なきも嘆き】 子供はあればあるで心配事の種になるし、なければないでそれが嘆きの種になるということ。

こはうむもこころはうまぬ【子は産むも心は生まぬ】🔗🔉

こはうむもこころはうまぬ【子は産むも心は生まぬ】 子のからだは親が産むものだが、心までは生まない。だから、子供の心が親に似なくても当然のことだということ。

こはかすがい【子は鎹】🔗🔉

こはかすがい【子は鎹】 子供というものは夫婦の仲をつなぎとめる鎹のような存在だということ。 ◎「鎹」は木材と木材とをつなぐコの字形の鉄製の釘(くぎ)のこと。 〔類〕縁の切れ目は子で繋ぐ

こはさんがいのくびかせ【子は三界の首枷】🔗🔉

こはさんがいのくびかせ【子は三界の首枷】 子供のことにとらわれて、親というものは一生、自由を束縛されてしまうということ。 ◎「三界」は過去・現在・未来の三つの世界。「首枷」は「首っ枷」とも言い、首にはめて罪人の自由を束縛する刑具。子供は三界にわたって親の自由を奪う首枷のような存在だの意から。いろはがるた(江戸)。 〔例〕「子宝はまれで首かせばかり出来」(古川柳) 〔較〕Children suck the mother when they are young and the father when they are old.(子供は幼にしては母を吸い、長じては父をかじる)

こば ほくふうにいななく【胡馬 北風に嘶く】🔗🔉

こば ほくふうにいななく【胡馬 北風に嘶く】 →越鳥南枝に巣くい胡馬北風に嘶く

こふくげきじょう【鼓腹撃壤】🔗🔉

こふくげきじょう【鼓腹撃壤】 世の中が泰平で、人々が平和な暮らしを楽しんでいること。 ◎「鼓腹」は満腹して腹鼓(はらつづみ)を打つこと。「撃壤」は地面を踏みならして拍子をとること。中国古代の帝王尭(ぎょう)が世情を視察に出かけたとき、一人の老人が腹鼓を打ち、壤(つち)を撃(う)ちながら歌をうたって平和を楽しんでいるのに出会ったという故事から。 〔出〕十八史略 〔較〕All is well,the old man dances.(よろずめでたく老いも踊る)

ことわざ ページ 817