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さんぱいきゅうはい【三拝九拝】🔗🔉

さんぱいきゅうはい【三拝九拝】 何度も何度もていねいにおじぎすること。転じて、何度も頭を下げて人にものを頼むこと。 〔例〕三拝九拝して頼み込む。

さんびゃくだいげん【三百代言】🔗🔉

さんびゃくだいげん【三百代言】 詭弁(きべん)家のこと。 ◎「三百」は「三百文」の略で、低級なもの、価値の低いものの意。「代言」は「代言人」で、弁護士の旧称。もと、もぐりの弁護士をこう呼んだことから。

さんびょうしそろう【三拍子揃う】🔗🔉

さんびょうしそろう【三拍子揃う】 必要な三つの条件、また、すべての条件がそろうこと。 ◎「三拍子」は能楽のはやしで小鼓(こつづみ)、大(おおつづみ)、大鼓(たいこ)などの三つの楽器でとる拍子のこと。

さんべんまわってたばこにしょ【三遍回って煙草にしょ】🔗🔉

さんべんまわってたばこにしょ【三遍回って煙草にしょ】 手落ちのないように念には念を入れよということ。 ◎夜回りを三遍やって安全を確かめ、それから煙草にしようの意から。いろはがるた(江戸)。

さんめんろっぴ【三面六臂】🔗🔉

さんめんろっぴ【三面六臂】 →八面六臂

さんをみだす【算を乱す】🔗🔉

さんをみだす【算を乱す】 ちりぢりばらばらになるようすの形容。 ◎「算」は算木(さんぎ)のことで、昔、占いに用いたり、和算で数をかぞえるのに用いたもの。その算木を乱したようにばらばらになるの意から。 〔類〕蜘蛛の子を散らすよう

ざい だいなればようをなしがたし【材 大なれば用を為し難し】🔗🔉

ざい だいなればようをなしがたし【材 大なれば用を為し難し】 あまりりっぱすぎる人物は、かえって世の中に受け入れられない。つまり、世の中に受け入れられないのは偉大すぎるためだから嘆く必要はまったくないということ。 ◎材木が大きすぎると、かえって加工しにくく使いづらいということから。 〔出〕杜甫(とほ)

ざこのととまじり【雑魚の魚交じり】🔗🔉

ざこのととまじり【雑魚の魚交じり】 身分不相応な場所に取るに足らない者が仲間入りをしていること、大物の中に小物が入りまじっていることのたとえ。 ◎「雑魚」は小魚(こざかな)、「魚(とと)」は大きな魚の意。つまらぬ小魚が大きな魚の中に入りまじっていることから。 〔較〕It does not become the sparrow to mix in the dance of the cranes.(鶴(つる)の舞の中に雀(すずめ)がいる)

ことわざ ページ 840