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ざゆうのめい【座右の銘】🔗🔉

ざゆうのめい【座右の銘】 常日ごろ自分のそばに書き記しておいたり、心に刻みつけたりして、自分が生きていく上での戒めとすることばのこと。 ◎「座右」は座席の右の意が転じて、身近な所、「銘」は深く心にとめて戒めとすることばの意。 〔出〕杜甫(とほ)

ざをみてさらをねぶれ【座を見て皿をねぶれ】🔗🔉

ざをみてさらをねぶれ【座を見て皿をねぶれ】 その場のようすをよく見きわめてから、自分の態度を決めたり、意見を述べたりすべきだということ。 ◎「ねぶる」はなめる意。どういう場所柄かをよく考えて、ごちそうの皿をなめるかどうかを判断せよの意から。

しあげがかんじん【仕上げが肝心】🔗🔉

しあげがかんじん【仕上げが肝心】 ものごとは最後の仕上げが最もたいせつ。途中どうやったかよりも最後のできばえでねうちが決まるということ。 〔類〕有終の美を飾る 〔較〕All is well that ends well.(終わりよければすべてよし)

しあんなげくび【思案投げ首】🔗🔉

しあんなげくび【思案投げ首】 あれこれ思案しても、うまい考えが浮かばず、半分あきらめながら、途方に暮れているようす。 ◎「投げ首」は首を投げ出すように傾けることで、どうしようもなく困っている状態の形容。 〔例〕「思案する河童(かっぱ)あたまに水がなし」(古川柳)

しあんのあんのじがひゃっかんする【思案の案の字が百貫する】🔗🔉

しあんのあんのじがひゃっかんする【思案の案の字が百貫する】 どんなことをするにも、よくよく考えて、慎重の上にも慎重にするのがよいというたとえ。 ◎「貫」は昔の金銭の単位で一文銭千枚、「百貫」はその百倍。転じて、ねうちのあるもののたとえ。

しいそさん【尸位素餐】🔗🔉

しいそさん【尸位素餐】 たいした才能もないのに高い位について、ろくな働きもせずに高い給料をもらっていること。 ◎「尸位」は何もせずにその地位についていること。「素餐」は仕事もろくにしないで食べること。 〔出〕漢書(かんじょ)

ことわざ ページ 841