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しおをうればてがからくなる【塩を売れば手が鹹くなる】🔗🔉

しおをうればてがからくなる【塩を売れば手が鹹くなる】 毎日のようにしている仕事の癖や習慣はいつしか身について、生まれつきのようになるというたとえ。 ◎塩を毎日売っていれば自然と手が鹹くなるということから。 〔較〕He that deals in dirt has aye foul fingers.(泥を扱う人の指はいつも汚い―ayeは「いつも」の意)

しかいけいてい【四海兄弟】🔗🔉

しかいけいてい【四海兄弟】 人類はみな兄弟(きょうだい)のように仲よく愛し合わなければいけないということ。 ◎「四海」はその国を取り囲んでいる四方の海。転じて、世界じゅう・全世界の意。 〔出〕論語

しかくなざしきをまるくはく【四角な座敷を丸く掃く】🔗🔉

しかくなざしきをまるくはく【四角な座敷を丸く掃く】 まるで四偶を残して、四角な座敷の真ん中だけを丸く掃くように、手を抜いた仕事をしたり、ものごとをいいかげんにしたりすることのたとえ。

しかのつのをはちがさす【鹿の角を蜂が刺す】🔗🔉

しかのつのをはちがさす【鹿の角を蜂が刺す】 →牛の角を蜂が刺す

しかをおうものはやまをみず【鹿を逐う者は山を見ず】🔗🔉

しかをおうものはやまをみず【鹿を逐う者は山を見ず】 目前の利益を得ることに汲々(きゅうきゅう)としている者には、ほかのものごとを顧みる余裕がなく、周囲の情勢や事の道理を理解することができないというたとえ。 ◎山で鹿を追いかけることに夢中になっている者は、獲物にばかり気をとられて山全体を見ることができないの意から。「鹿を逐う猟師は山を見ず」とも言う。 〔出〕虚堂録 〔例〕「鹿を追う猟師は山を向こう見ず」(古川柳) 〔較〕Zeal is a bad servant.(熱中は悪しき召使いである)

しかをさしてうまとなす【鹿を指して馬となす】🔗🔉

しかをさしてうまとなす【鹿を指して馬となす】 理屈に合わないことや明らかな誤りをむりに押し通そうとするたとえ。 ◎中国秦(しん)の趙高(ちょうこう)が自分の権勢がどれほどかを試すために、鹿を「馬です」と言って幼少の皇帝に献上したが、皇帝は「これは鹿ではないのか」と側近たちに尋ねた。ところが、多くの人々が趙高の権勢にへつらって「馬です」と答えたという故事から。 〔出〕史記 〔類〕鷺を烏と言いくるめる/這っても黒豆

ことわざ ページ 842