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だんしいえをいずればしちにんのてきあり【男子家を出ずれば七人の敵あり】🔗🔉

だんしいえをいずればしちにんのてきあり【男子家を出ずれば七人の敵あり】 →男は敷居を跨げば七人の敵あり

だんしのいちげん きんてつのごとし【男子の一言 金鉄の如し】🔗🔉

だんしのいちげん きんてつのごとし【男子の一言 金鉄の如し】 男がいったん口にしたことばや約束は決して破ってはならないということ。 〔類〕武士に二言はない

だんじておこなえばきしんもこれをさく【断じて行えば鬼神も之を避く】🔗🔉

だんじておこなえばきしんもこれをさく【断じて行えば鬼神も之を避く】 決断し、ためらわずにおこなえば、成し遂げられないことはないということ。 ◎断固として決行すれば、鬼神でさえその激しい勢いに押されて道を避けるの意から。 〔出〕史記

だんじょしちさいにしてせきをおなじゅうせず【男女七歳にして席を同じゅうせず】🔗🔉

だんじょしちさいにしてせきをおなじゅうせず【男女七歳にして席を同じゅうせず】 人は七歳ほどにもなったら、男女の区別を明確にして、性に対する認識をきちんと持たなければならないということ。 ◎「席」はむしろ・ござの意。七歳になったら男女は同じ一枚のござの上にすわってはいけないという儒教の道徳から。「七歳」は「ななさい」とも言う。 〔出〕礼記(らいき)

だんだんよくなるほっけのたいこ【だんだんよくなる法華の太鼓】🔗🔉

だんだんよくなるほっけのたいこ【だんだんよくなる法華の太鼓】 ものごとがしだいによい方向に向かっていくことをしゃれて言うことば。 ◎「法華」は日蓮宗のこと。その信者が打ち鳴らす団扇(うちわ)太鼓の「鳴る」と、ものごとの「成る」を掛けたもの。

だんちょうのおもい【断腸の思い】🔗🔉

だんちょうのおもい【断腸の思い】 きわめてつらく悲しい思いのたとえ。 ◎「断腸」は腸(はらわた)が断ち切れんばかりの悲しみの意。昔中国で、猿の子を捕らえて舟に乗せたところ、母猿が悲しそうにどこまでも追いかけてきて、ついには舟に飛び込んで息絶えてしまった。そこで母猿の腹を裂いてみたところ、子猿を思う悲しみのために腸がずたずたに断ち切れていたという故事から。 〔出〕世説新語

だんまつま【断末魔】🔗🔉

だんまつま【断末魔】 死に際、また、そのさいの苦しみのこと。 ◎「末魔」は仏教語で、他のものが触れれば必ず死ぬというからだの一部で、そこを断つということから。「断末摩」とも書く。 〔出〕倶舎論(くしゃろん)

ちいさくうんでおおきくそだてる【小さく生んで大きく育てる】🔗🔉

ちいさくうんでおおきくそだてる【小さく生んで大きく育てる】 事業などものごとは小さく始めて、だんだん大きく育っていくようにするのが着実で、よいやり方だということ。 ◎赤ん坊は小さい子を楽に生んで、大きい子に育てるのが賢明だの意から。

ことわざ ページ 931