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ていしゅのすきなあかえぼし【亭主の好きな赤烏帽子】🔗🔉

ていしゅのすきなあかえぼし【亭主の好きな赤烏帽子】 たとえどんな無理難題でも、一家の主人の言うことには家族は従わなければいけないということ。 ◎烏帽子は黒塗りが通り相場だが、亭主が赤い烏帽子が好きだと言えば、人にどんなに笑われようとそれに同調しなければならないの意から。いろはがるた(江戸)。

ていじょはじふにまみえず【貞女は二夫に見えず】🔗🔉

ていじょはじふにまみえず【貞女は二夫に見えず】 操を固く守る貞淑な女性は、生涯一人だけしか夫を持たないということ。 ◎「二夫」は「にふ」とも読み、また、「貞女は両夫に見えず」とも言う。 〔出〕史記 〔類〕忠臣は二君に仕えず

ていふつ【鼎沸】🔗🔉

ていふつ【鼎沸】 多くの人がああでもない、こうでもないとひどくやかましく騒ぎ立てること。 ◎「鼎(かなえ)」は物を煮るのに用いる大きな銅器で、鼎の中の湯がぐらぐら音を立てて沸いているように騒々しいの意から。「鼎の沸くが如(ごと)し」はこの語から出たことば。 〔出〕漢書(かんじょ)

ていりつ【鼎立】🔗🔉

ていりつ【鼎立】 三者、三つの勢力などが互いに対立し合うこと。 ◎「鼎(かなえ)」は物を煮るのに用いる大きな銅器で、三本の脚で立っていることから。 〔出〕呉志(ごし)

てかきあれどもふみかきなし【手書きあれども文書きなし】🔗🔉

てかきあれどもふみかきなし【手書きあれども文書きなし】 手書き、つまり文字をうまく書く人は多いけれど、文書き、つまりすぐれた文章を書く人は少ないということ。

てがあけばくちがあく【手が空けば口が開く】🔗🔉

てがあけばくちがあく【手が空けば口が開く】 頼りないその日暮らしのたとえ。 ◎仕事が暇になって手が空けば、すぐに口が開く、つまりひもじくなるの意で、「空く」と「開く」をかけておもしろく言ったもの。

てきしゃせいぞん【適者生存】🔗🔉

てきしゃせいぞん【適者生存】 生存競争のもとでは、外界の環境に適する者だけが生き残り、そうでない者は滅んでしまうという現象のこと。 ◎英語のthe survival of the fittestから。

ことわざ ページ 949