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りんかんにさけをあたためてこうようをやく【林間に酒を煖めて紅葉を焼く】▽中国🔗⭐🔉
りんかんにさけをあたためてこうようをやく【林間に酒を煖めて紅葉を焼く】▽中国
林の中で紅葉した落ち葉を集めて燃やし、それで酒を暖めて飲んで、秋の風情を味わうということ。
《参考》
(イ)唐の詩人白居易(ハクキョイ)が、親友と二人で長安の西にある仙遊寺(センユウシ゛)で遊んだことを思い出して詠じた詩の一句。
(ロ)この句は、『平家物語』に載っている高倉天皇の逸話によって名高い。高倉天皇が愛されていた紅葉の木を、それと知らずに、清掃の下役人たちが折って燃やし、酒を暖めて飲んでしまった。それを知った天皇は、「白楽天の詩にもあることだが、いったいだれがこの者どもにこのような風流を教えたのであろう。」と言ってとがめなかったという。
《出典》
林間ニ酒ヲ煖メテ紅葉ヲ焼キ、石上ニ詩ヲ題シテ緑苔(リョクタイ)ヲ掃(ハラ)ウ。〔白氏文集(ハクシモンシ゛ュウ)・王十八の山に帰るを送り仙遊寺に寄題す〕
りんかんにさけをあたためてこうようをたく【林間に酒を煖めて紅葉を焼く】🔗⭐🔉
りんかんにさけをあたためてこうようをたく【林間に酒を煖めて紅葉を焼く】
林の中で紅葉を焚(た)き、酒を暖めて飲み、秋の風情を味わうこと。
◎中国唐の詩人白居易の詩の一節「林間に酒を煖めて紅葉を焼き、石上に詩を題して緑苔(りょくたい)を掃(はら)う」から。
〔例〕「林間に茶を煖める下戸の衛士」(古川柳)
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