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ひよくのとり【比翼の鳥】▽中国🔗⭐🔉
ひよくのとり【比翼の鳥】▽中国
《目と翼が一つずつで、雌雄が並んで初めて飛ぶことができるという、中国古代の想像上の鳥から》男女の契りが深くむつまじいことのたとえ。
《出典》
天ニ在リテハ願ワクハ比翼ノ鳥ト作(ナ)リ、地ニ在リテハ願ワクハ連理ノ枝ト為(ナ)ラン。〔白居易(ハクキョイ)・長恨歌〕
《類句》連理の枝。比翼連理。
ひよくれんり【比翼連理】🔗⭐🔉
ひよくれんり【比翼連理】
男女の仲や夫婦仲がきわめてむつまじいことのたとえ。
◎男女の仲のむつまじさをたとえる「比翼の鳥」と「連理の枝」を組み合わせたことば。「比翼の鳥」の「比」は並べる意で、雌雄がそれぞれ目と翼を一つずつしか持たないため、いつも翼を並べ、一体となって飛ぶ鳥のこと。「連理の枝」の「理」は木目の意で、木の枝に別の木の枝がくっついて木目が連なっていること。白居易の「長恨歌(ちょうごんか)」の「天に在りては願わくは比翼の鳥とならん。地に在りては願わくは連理の枝とならん」からで、「天に在らば比翼の鳥地に在らば連理の枝」とも言う。
〔類〕比翼連理の契(ちぎり)/鴛鴦の契り/琴瑟相和す
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