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ひ‐よく【比翼】🔗🔉

ひ‐よく【比翼】 「比翼の鳥」の略。「比翼仕立て」の略。「比翼紋」の略。

ひよく‐ギセル【比翼ギセル】🔗🔉

ひよく‐ギセル【比翼ギセル】 雁首(がんくび)が一つで吸い口が二つに分かれていて、男女が同時に喫煙することのできるキセル。一本のキセルで男女が仲よくタバコをすうこと。「慰みに、―の薄煙」〈浄・冥途の飛脚〉

ひよく‐ござ【比翼×茣×蓙】🔗🔉

ひよく‐ござ【比翼××蓙】 並んで寝られるように寝ござを二枚並べて縫い合わせたもの。

ひよく‐じたて【比翼仕立て】🔗🔉

ひよく‐じたて【比翼仕立て】 洋裁で、上前の打ち合わせを二重にし、隠しボタン・隠しジッパーにする仕立て。コートなどに用いる。和裁で、襟・袖口・振り・裾を二重にし、二枚の長着を重ねたように見せる仕立て。人形仕立て。

ひよく‐そう【比翼草】‐サウ🔗🔉

ひよく‐そう【比翼草】‐サウ ゴマノハグサ科の一年草。日当たりのよい山地に生え、高さ三〇〜六〇センチ。全体に白い毛がある。葉は卵円形で対生。夏、葉のわきから一対の柄を出し、淡紫色の小花を総状につける。

ひよく‐づか【比翼塚】🔗🔉

ひよく‐づか【比翼塚】 愛し合って死んだ男女を一緒に葬った塚。

ひよく‐づくり【比翼造(り)】🔗🔉

ひよく‐づくり【比翼造(り)】 神社建築の形式の一。本殿内部は仏殿の形式をとり、それに拝殿が付され、本殿の屋根の左右に千鳥破風(ちどりはふ)を二つ前後に並べたもの。吉備津(きびつ)神社が典型。吉備津造り。

ひよく‐どり【比翼鳥】🔗🔉

ひよく‐どり【比翼鳥】 フウチョウ科の鳥。全長一八センチくらい。雄は背面が赤く、胸のわきに扇形の緑色の飾り羽をもち、尾は中央羽根が線状で著しく長い。雌は全体に茶褐色。ニューギニアの森林に分布。

ひよく‐の‐とり【比翼の鳥】🔗🔉

ひよく‐の‐とり【比翼の鳥】 雌雄それぞれが目と翼を一つずつもち、二羽が常に一体となって飛ぶという、中国の空想上の鳥。夫婦の仲のよいことにたとえられる。極楽鳥(ごくらくちよう)の別名。

ひよく‐ひば【比翼×檜葉】🔗🔉

ひよく‐ひば【比翼×檜葉】 サワラの園芸品種。常緑小高木で、高さ約三メートル。枝は糸のように垂れ、葉はうろこ状。庭園に植えられる。いとひば。

ひよく‐もん【比翼紋】🔗🔉

ひよく‐もん【比翼紋】 相愛の男女がそれぞれの紋所を組み合わせた紋。二つ紋。

ひよく‐れんり【比翼連理】🔗🔉

ひよく‐れんり【比翼連理】 比翼の鳥と、連理の枝。夫婦の仲のむつまじいことのたとえ。男女の深い契り。

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