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むかうのきょう【無何有の郷】▽中国🔗🔉

むかうのきょう【無何有の郷】▽中国 何一つない世界。転じて、わずらわしいことの何もない、理想の世界。 《参考》 (イ)「無何有」は「むかゆう」とも、「郷」は「さと」とも読む。 (ロ)恵子(ケイシ)が荘子に向かって、「樗(チョ)という曲がりくねった大木があるが、どうにも使いものにならない。君の学説も大きいだけで役に立たないのは、この樗と同じだ。」と言うと、荘子は、「無何有の郷、広莫の野にその木を植えて、そのかたわらに自由にいこい、安らかにねそべって、豊かな生の充実を喜べばよい。こうなれば、斧(オノ)やまさかりで伐(キ)り倒されることもなく、危害を及ぼすものもないのですから、役に立たないなどと言って困ることはない。」と答えたという。 《出典》 〔荘子(ソウシ゛)・逍遥遊篇〕

むかうのさと【無何有の郷】🔗🔉

むかうのさと【無何有の郷】 自然のままの楽土、理想郷のこと。 ◎「無何有」は何もないことで、何もなく果てしなく広々とした所の意。「むかゆうのきょう」とも読む。 〔出〕荘子(そうじ) 〔類〕桃源郷

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