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しゅそりょうたん【首鼠両端】▽中国🔗🔉

しゅそりょうたん【首鼠両端】▽中国 《ねずみが穴から首を出したり引っ込めたりしてようすをうかがうの意》迷って進退を決めかね、形勢をうかがうことのたとえ。 《参考》 前漢の武帝のとき、高官の武安(フ゛アン)と魏其(キ゛キ)とが仲たがいをして共に相手の悪口を言い合った。帝は、官吏の罪を調べる役目の韓安国(カンアンコク)や大臣の鄭(テイ)に「両人のどちらが正しいのか。」と問うたが、はっきりした返答がなかったので激怒した。それを知った武安は悪口を言ったことを恥じて官を退いたが、安国を呼び、怒って「両者の正否は明らかであるのに、どうして君は首鼠両端をなしたのか。」と言ったという。 《出典》 〔史記(シキ)・魏其・武安侯伝〕

しゅそりょうたん【首鼠両端】🔗🔉

しゅそりょうたん【首鼠両端】 しきりに形勢をうかがってはいるものの、態度をはっきりと決めかねてぐずぐずしていることのたとえ。 ◎鼠(ねずみ)が穴から首を出して左右両端の気配をうかがっているようすから。 〔出〕史記 〔例〕首鼠両端を持す。 〔類〕日和見(ひよりみ)/洞ケ峠(ほらがとうげ)/両端を持す

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