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いんがはめぐるおぐるま【因果は巡る小車】🔗🔉

いんがはめぐるおぐるま【因果は巡る小車】 前世で行った悪業の報いは、回る車輪のように必ず巡って来るということ。「因果の小車」とも。

いんがをふくめる【因果を含める】🔗🔉

いんがをふくめる【因果を含める】 仕方がないとあきらめさせるために、物事の事情をよく説明することのたとえ。 《例文》 「因果を含めて娘に大学進学をあきらめさせた。」

いんかんとおからず【殷鑑遠からず】▽中国🔗🔉

いんかんとおからず【殷鑑遠からず】▽中国 自分の戒めとすべき失敗の前例は遠くに求めなくとも手近な所にあるということ。 《参考》 (イ)「鑑」は、戒めとすべき教えの意。 (ロ)殷(イン)の紂王(チュウオウ)にとって、すぐ前の代の夏(カ)の桀王(ケツオウ)の失政は戒めとしなければならないということから。 《出典》 〔詩経(シキョウ)・大雅・蕩〕

いんじゅをおびる【印綬を帯びる】🔗🔉

いんじゅをおびる【印綬を帯びる】 重要な官職に就くことのたとえ。 《例文》 「大蔵大臣の印綬を帯びることになった。」 《参考》 「印綬」は、官印を身に付けるための組みひも。

いんじゅをとく【印綬を解く】🔗🔉

いんじゅをとく【印綬を解く】 高級官吏としての官職を辞めることのたとえ。 《例文》 「お上の怒りに触れて印綬を解いた。」 《参考》 印綬を帯びる。

いんどうをわたす【引導を渡す】🔗🔉

いんどうをわたす【引導を渡す】 仏教で、死者を葬るとき、死者が成仏できるように経文を唱えること。 相手にとって不都合な最終的な決定を申し渡すことのたとえ。 《例文》 「不正を働いた彼に解雇の旨を伝え、引導を渡した。」

いんとくあればようほうあり【陰徳あれば陽報あり】▽中国🔗🔉

いんとくあればようほうあり【陰徳あれば陽報あり】▽中国 人に知れない所でよい行いをした者は、必ず目に見えるよい報いを受けるということ。 《出典》 夫(ソ)レ陰徳有レバ、必ズ陽報有リ。陰行有レバ、必ズ昭名(ショウメイ)有リ。〔淮南子(エナンシ゛)・人間訓〕

いんにこもる【陰に籠る】🔗🔉

いんにこもる【陰に籠る】 内にこもり、陰気であることのたとえ。 《例文》 「雨合羽の中でひいている手風琴の単調な音色が雨空の中を陰にこもって私の耳にきこえて来る。」《田宮虎彦(タミヤトラヒコ)・足摺岬》

いんにように【陰に陽に】🔗🔉

いんにように【陰に陽に】 《隠れてひそかに、あるいは公然との意》あらゆる機会にそれを行うようす。 《例文》 「母はかねがね私を学校から引きさげようと、何程陰に陽に父に含めていたかもしれなかったから。」《嘉村磯多(カムライソタ)・途上》

いんねんをつける【因縁を付ける】🔗🔉

いんねんをつける【因縁を付ける】 相手をおどしたりゆすったりするために、筋の通らない言いがかりをつけること。 《例文》 「肩が触れたと言ってちんぴらが因縁を付けてきた。」

いんかんとおからず【殷鑑遠からず】🔗🔉

いんかんとおからず【殷鑑遠からず】 自分の戒めとすべきよい手本は、なにも古いものや遠くのものをあれこれ捜さなくても、ごく手近なところにあるということ。 ◎中国殷(いん)の国が戒めの鑑(かがみ)とすべき手本は、遠い時代にさかのぼって求めなくても、殷の直前の代の夏(か)の国の滅亡こそ格好の手本とすべき好例であったという故事から。 〔出〕詩経(しきょう)

いんがのおぐるま【因果の小車】🔗🔉

いんがのおぐるま【因果の小車】 悪いおこないに対しては悪い報いがすぐにめぐってくるものだということ。 ◎悪い原因があれば悪い結果が、小さな車輪がくるくる回るようにすぐにめぐりめぐってくるの意から。 〔類〕因果は車の輪の如し

いんがをふくめる【因果を含める】🔗🔉

いんがをふくめる【因果を含める】 やむを得ない事情を説明して納得させ、あきらめさせること。 ◎原因と結果の道理をこれこれだと説いて言い含めるの意から。

いんぎんぶれい【慇懃無礼】🔗🔉

いんぎんぶれい【慇懃無礼】 表面上はきわめて丁寧で礼儀正しく見えながら内心は尊大で相手を見くだしていること。 ◎「慇懃」は丁寧で礼儀正しい意。 〔類〕口先の裃(かみしも)

いんこうのち【咽喉の地】🔗🔉

いんこうのち【咽喉の地】 きわめて重要な所のこと。 ◎人間の咽喉(のど)に相当するだいじな土地の意から。 〔出〕戦国策

いんじゅをとく【印綬を解く】🔗🔉

いんじゅをとく【印綬を解く】 官職をやめること。 ◎「印綬」は昔、中国で官職を任命するしるしとして天子から授与される官印と、それを身につけるための紐(ひも)のことで、その印綬をからだからはずすの意から。逆に、官職に就くことを「印綬を帯びる」と言う。 〔出〕漢書(かんじょ)

いんじゅんこそく【因循姑息】🔗🔉

いんじゅんこそく【因循姑息】 古い習慣にとらわれたり、思いきりが悪かったりして、その場しのぎのけちなやり方で事を運ぼうとすること。 ◎「因循」は昔からのしきたりに従って進歩がない意、「姑息」は一時のがれの意。 〔例〕因循姑息な行動。

いんとくあればかならずようほうあり【陰徳あれば必ず陽報あり】🔗🔉

いんとくあればかならずようほうあり【陰徳あれば必ず陽報あり】 かりに人目につかなくても隠れたよいおこないには、必ずいつかよい報いがあるということ。 ◎「陰徳」は陰(かげ)でおこなう徳行、「陽報」は判然と現れるよい報いの意。 〔出〕淮南子(えなんじ) 〔類〕積善の家には必ず余慶あり 〔較〕He who lendeth to the poor,gets his interest from God.(貧しき人に貸す人は神より利益を得る)

いんどうをわたす【引導を渡す】🔗🔉

いんどうをわたす【引導を渡す】 相手にしかたがないとあきらめさせる、最終的な宣告をすること。 ◎「引導」は、死者を葬るとき、僧が死者の霊を迷わず悟りの道へ導くために経文や法語を唱えること。その引導を死者に与えることから。

いんにんじちょう【隠忍自重】🔗🔉

いんにんじちょう【隠忍自重】 苦しみを外に表さずじっと耐え忍び、軽はずみな行動を慎むこと。 ◎「隠忍」は苦しみを表面に出さず、じっとがまんする意。

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