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おそかりしゆらのすけ【遅かりし由良之助】🔗🔉

おそかりしゆらのすけ【遅かりし由良之助】 《「遅くて間に合わなかったぞ、由良之助よ」の意》当てにしていたことが間に合わなかったり、よい時機を逃して役に立たなくなったりしたときに言うことば。 《参考》 歌舞伎(カフ゛キ)の『仮名手本忠臣蔵(カナテ゛ホンチュウシンク゛ラ)』で、大星由良之助が主君の判官が切腹したあとに駆け付けたとき、判官が言ったことばから。

おそれいりやのきしもじん【恐れ入谷の鬼子母神】🔗🔉

おそれいりやのきしもじん【恐れ入谷の鬼子母神】 恐れ入りましたということ。 《参考》 (イ)現在の東京都台東区下谷にある真源寺は、本尊が鬼子母神で、古くから「入谷の鬼子母神」と庶民に親しまれていた。 (ロ)「恐れいりやした」ということばの「いりや」を「入谷」にかけたしゃれ。

おそいたすけはたすけにならぬ【遅い助けは助けにならぬ】🔗🔉

おそいたすけはたすけにならぬ【遅い助けは助けにならぬ】 せっかくの助勢も時機に遅れてはなんの役にも立たないということ。 〔類〕六日の菖蒲十日の菊/後の祭

おそうしもよど はやうしもよど【遅牛も淀 早牛も淀】🔗🔉

おそうしもよど はやうしもよど【遅牛も淀 早牛も淀】 遅い早いの違いは多少あるにせよ、行きつく結果は同じだからあわててもしかたがないということ。 ◎「淀」は、京都市伏見区の地名で、集荷場として栄えた町。牛の歩みに遅い早いの差は多少あっても、行きつく場所は結局淀だの意から。「早牛も淀遅牛も淀」とも言う。 〔類〕畦から行くも田から行くも同じ

おそかりしゆらのすけ【遅かりし由良之助】🔗🔉

おそかりしゆらのすけ【遅かりし由良之助】 待ちかねていたときとか、待っていたが間に合わなかったときに冗談めかしてしゃれて言うことば。 ◎「由良之助」は歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」で、大石内蔵助(くらのすけ)に当たる大星由良之助のこと。浅野内匠頭(たくみのかみ)に当たる塩谷判官が切腹するために腹に刀を突き刺した直後に由良之助がやっと駆けつける場面から。

おそくとも しないよりはまし【遅くとも しないよりはまし】🔗🔉

おそくとも しないよりはまし【遅くとも しないよりはまし】 たとえ遅くなっても、何もしないよりはしたほうがましだということ。 ◎英語のBetter late than never.から。

おそれいりやのきしもじん【恐れ入谷の鬼子母神】🔗🔉

おそれいりやのきしもじん【恐れ入谷の鬼子母神】 「恐れ入りました」を冗談めかし、しゃれて言うことば。 ◎「鬼子母神」は「きしぼじん」とも言い、凶暴で他人の子供を食べてしまう悪い女神だったが、仏陀(ぶっだ)に懲らしめられ、前非を悔い、仏に帰依(きえ)、のちに出産・育児の神となった。その鬼子母神が祭られている現在の東京都台東区入谷(いりや)と「恐れ入りやした」の「入りや」をかけて言ったもの。

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