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らんか【爛柯】▽中国🔗⭐🔉
らんか【爛柯】▽中国
《斧(オノ)の柄が腐るの意》碁やその他の遊び事に夢中になって時間がたつのに気が付かないことのたとえ。
《参考》
(イ)晋(シン)の王質(オウシツ)というきこりは、森の中で童子が碁を打つのを見ているうちに時を忘れ、気が付いてみると斧の柄が腐ってしまうほどの時間がたっており、村に帰ってみたら、彼が住んでいた当時の人はだれもいなかったという。
(ロ)斧の柄朽つ。
《出典》
〔述異記(シ゛ュツイキ)〕
らんしょう【濫觴】▽中国🔗⭐🔉
らんしょう【濫觴】▽中国
《杯(サカス゛キ)にあふれるの意》物事の始まり、起源のたとえ。
《参考》
(イ)「觴」は、さかずきのこと。「濫」は、「あふれる」の意だが、「浮かべる」の意とする解釈もある。
(ロ)揚子江のような大きな川も源にさかのぼれば、杯にあふれるほどの細流にすぎないという孔子のことばから。
《出典》
昔者(ムカシ)江ハ岷山(ヒ゛ンサ゛ン)ニ出(イ)ズ。其(ソ)ノ始メテ出ズルヤ、其ノ源ハ以(モッ)テ觴(サカス゛キ)ニ濫(アフ)ル可(ヘ゛)シ。〔荀子(シ゛ュンシ)・子道篇〕
らんしんぞくし【乱臣賊子】▽中国🔗⭐🔉
らんしんぞくし【乱臣賊子】▽中国
《国家を乱す反逆の巨下と家庭をそこなう不孝の子の意》人間の道にそむく悪人を言う。
《出典》
孔子、春秋ヲ成シテ、乱臣賊子懼(オソ)ル。〔孟子(モウシ)・滕文公下篇〕
らんでんたまをしょうず【藍田玉を生ず】▽中国🔗⭐🔉
らんでんたまをしょうず【藍田玉を生ず】▽中国
《藍田という山から美しい玉が出るということから》すぐれた家庭から賢い子弟が出ることをほめて言うことば。
《参考》
(イ)「藍田」は、中国の陝西(センセイ)省にある山の名。名玉の産地として有名。
(ロ)呉(コ゛)の諸葛恪(ショカツカク)は若いときから発想がすぐれ、弁論はさわやかで、だれもかなう者がいなかった。そこで、感心した孫権が恪の父に、「藍田玉を生ずというのは、うそではなかったね。」と言ったという。
《出典》
〔三国志(サンコ゛クシ)・諸葛恪伝〕
らんか【爛柯】🔗⭐🔉
らんか【爛柯】
囲碁のこと。また、囲碁に熱中して時のたつのを忘れたこと。
◎「爛」は腐る意。「柯」は斧(おの)の柄のこと。中国晋のきこり王質が、森の中で童子たちが碁を打つのを見ているうちに斧の柄が腐ってしまうほど時がたっていて、村に帰ると彼が知っている当時の人はだれもいなかったという故事から。
らんしょう【濫觴】🔗⭐🔉
らんしょう【濫觴】
ものごとの起こり、起源のこと。
◎「濫」はあふれる、「觴」は杯(さかずき)の意。中国の大河、揚子江も、その源は杯にあふれる程度のわずかな水であるの意から。また一説に、「濫」は浮かべる意で、杯を浮かべるぐらいの小さな流れの意からとも言う。
〔出〕荀子(じゅんし)
らんしんぞくし【乱臣賊子】🔗⭐🔉
らんしんぞくし【乱臣賊子】
国を乱す逆臣と、親に背く不幸な子。世を乱したり、人の道にはずれたふるまいをしたりする悪人のこと。
◎「賊」は害するの意で、国を乱す不忠の臣と、親を害する子の意。
〔出〕孟子(もうし)
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