複数辞典一括検索+

あ・く [0] 【開く・空く・明く】🔗🔉

あ・く [0] 【開く・空く・明く】 ■一■ (動カ五[四]) □一□(自動詞) (1)出入り口や容器の口などを閉ざしていた物が動いて,人や物の通り道ができる。ひらく。《開》 ⇔しまる ⇔とじる 「ドアが―・く」「ふたが固くて―・かない」 (2)戸にかけられていた錠がはずれる。「いくらやってもかぎが―・かない」 (3)商店の営業や興業が始まる。ひらく。《開》 ⇔しまる ⇔とじる 「デパートは朝一〇時に―・く」「初日が―・く」 (4)中身が消費されて容器がからになる。《空》 ⇔みたす 「グラスが―・く」 (5)部屋・建物・土地・座席などを占めていた人や物がなくなり,空間や余地ができる。《空・明》「この会議室は三時まで―・かない」「この部屋は三月末には―・きます」「混んでいて―・いた席が見つからない」 (6)穴・空間・間隔などが生ずる。《空・明》「道路に穴が―・いた」「電車とホームの間が広く―・いている」「間隔が―・かないように並ぶこと」「行間が―・き過ぎている」 (7)欠員が生ずる。《空・明》「教授のポストが―・く」 (8)使用中だった物が,用が済んで使われなくなる。《空・明》「その電卓,―・いたら貸して下さい」 (9)仕事が終わってひまになる。手がすく。《空・明》「私は今日は夕方五時に体が―・きます」「手の―・いている人は手伝ってください」 (10)ある状態の期間が終わって,別の状態に移る。「喪(モ)が―・く」「今日は私の年季(ネン)が―・きまするか/うつせみ(一葉)」 〔▽(4)〜(9) ⇔ふさがる〕 □二□(他動詞) (自分の目や口を)あける。ひらく。「口を―・く」 ■二■ (動カ下二) ⇒あける [慣用] 穴が―・手が―・蓋(フタ)が―・幕が―・埒(ラチ)が―

大辞林 ページ 137956 での開く単語。