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――は腹を売り、客は下(シタ)より這(ハ)う🔗🔉

――は腹を売り、客は下(シタ)より這(ハ)う 商人はまず高値を言って次第に引き下げ,客は最初安い値をつけて次第に値を上げて歩みよる。売買の駆け引きをいう。

あきんど-やど [5] 【商人宿】🔗🔉

あきんど-やど [5] 【商人宿】 主として行商人を泊める安宿。

あく [0] 【灰汁】🔗🔉

あく [0] 【灰汁】 (1)灰を水に溶かして,うわ澄みをすくった汁。炭酸・アルカリなどを含み,媒染剤・絹の精練・漂白などに用いる。 (2)食品中に含まれる,渋み・にがみ・えぐみ・不快臭など,不要で好ましくない成分の総称。「筍(タケノコ)の―を抜く」「スープの―を取る」 (3)(普通,仮名で書く)人の性質・言動や表現などに感じられる,しつこさ・しぶとさ・どぎつさなど。「―の強い文章」

――が抜・ける🔗🔉

――が抜・ける 人の性質や容姿に,いやみやあくどさがなくなる。洗練される。

あく 【悪】🔗🔉

あく 【悪】 ■一■ [1] (名) (1)わるいこと。否定すべき物事。道徳・法律などに背く行動や考え。 ⇔善 「近代社会が内包する―」「―の道に走る」「―の限りを尽くす」 (2)演劇で,敵役。悪役。 (3)〔近世語〕 悪口。悪態。「よく―をいひなんす。ちつとだまんなんし/洒落本・妓娼精子」 ■二■ (接頭) 名詞に付いて,畏敬の念を抱かせるほど荒々しく強い意を表す。「―七兵衛」「―源太」

――に強きは善(ゼン)にも強し🔗🔉

――に強きは善(ゼン)にも強し 大きな悪事をできる者は,改心すれば大きな善事もできるものだ。

あく 【幄】🔗🔉

あく 【幄】 ⇒幄(アク)の屋(ヤ)

あ・く [0] 【開く・空く・明く】🔗🔉

あ・く [0] 【開く・空く・明く】 ■一■ (動カ五[四]) □一□(自動詞) (1)出入り口や容器の口などを閉ざしていた物が動いて,人や物の通り道ができる。ひらく。《開》 ⇔しまる ⇔とじる 「ドアが―・く」「ふたが固くて―・かない」 (2)戸にかけられていた錠がはずれる。「いくらやってもかぎが―・かない」 (3)商店の営業や興業が始まる。ひらく。《開》 ⇔しまる ⇔とじる 「デパートは朝一〇時に―・く」「初日が―・く」 (4)中身が消費されて容器がからになる。《空》 ⇔みたす 「グラスが―・く」 (5)部屋・建物・土地・座席などを占めていた人や物がなくなり,空間や余地ができる。《空・明》「この会議室は三時まで―・かない」「この部屋は三月末には―・きます」「混んでいて―・いた席が見つからない」 (6)穴・空間・間隔などが生ずる。《空・明》「道路に穴が―・いた」「電車とホームの間が広く―・いている」「間隔が―・かないように並ぶこと」「行間が―・き過ぎている」 (7)欠員が生ずる。《空・明》「教授のポストが―・く」 (8)使用中だった物が,用が済んで使われなくなる。《空・明》「その電卓,―・いたら貸して下さい」 (9)仕事が終わってひまになる。手がすく。《空・明》「私は今日は夕方五時に体が―・きます」「手の―・いている人は手伝ってください」 (10)ある状態の期間が終わって,別の状態に移る。「喪(モ)が―・く」「今日は私の年季(ネン)が―・きまするか/うつせみ(一葉)」 〔▽(4)〜(9) ⇔ふさがる〕 □二□(他動詞) (自分の目や口を)あける。ひらく。「口を―・く」 ■二■ (動カ下二) ⇒あける [慣用] 穴が―・手が―・蓋(フタ)が―・幕が―・埒(ラチ)が―

大辞林 ページ 137956