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いちじく [2] 【無花果・映日果】🔗🔉

いちじく [2] 【無花果・映日果】 クワ科の落葉小高木。小アジア原産。高さ2〜4メートル。葉は互生し,大形で掌状に切れ込む。枝葉を切ると,白色の乳液が出る。春から夏にかけ,葉腋に壺状の花序をつける。中に無数の白色小花がつくが,外から見えないので「無花果」と書かれる。果実は熟すと甘く食用。乾燥した茎葉・果実は緩下剤とされ,乳液はいぼ取り,生葉は殺虫などに利用。唐柿(トウガキ)。[季]秋。《―をもぐ手に伝ふ雨雫/虚子》

大辞林 ページ 138789 での無花果単語。