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ぎょう ギヤウ 【行】🔗🔉

ぎょう ギヤウ 【行】 ■一■ [1] (名) (1)文字などの並び。普通,縦書きの場合の縦の並び,横書きの場合の横の並びをいう。「―を改めて書きはじめる」「―と―の間に書き加える」 (2)〔仏〕 〔梵 saskra〕 (ア)五蘊(ゴウン)の一。初めは心の意志的働きをさしたが,のちには存在物一般をさす。「諸―無常」(イ)十二因縁の一。あらゆるおこないのこと。また,現世の結果を生む原因となった過去世のおこない。 (3)〔仏〕 〔梵 cary〕 宗教上の実践。悟りを開くための修行・行法。 (4)〔仏〕 〔梵 gamana〕 進みゆくこと。歩くこと。行住坐臥(ギヨウジユウザガ)の四威儀の行。 (5)漢字の書体の一。行書。「真・―・草」 (6)律令制で,位に相当していない低い官についている場合に,位と官との間に書く語。 ⇔守(シユ) 「正三位兼―左近衛大将/宇津保(初秋)」 →位署 (7)〔数〕 行列または行列式で,横の並びをいう。 ■二■ (接尾) 助数詞。文字などの縦または横の並びの数を数えるのに用いる。「五―削る」

大辞林 ページ 142347 での単語。