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けっ-しょ [0] 【闕所・欠所】🔗🔉

けっ-しょ [0] 【闕所・欠所】 (1)(「闕所」と書く)鎌倉・室町時代,敗戦・謀反・犯罪などによって没収された所領。また,幕府や領主による没収行為のこと。 (2)江戸時代の庶民に対する刑罰の一。磔(ハリツケ)・火罪・獄門・死罪・追放などの付加刑として,地所・財産を没収すること。「口論の事なれば家財―には及ぶまい/浄瑠璃・夏祭」 →改易 (3)人のものを取り上げること。「友達が来ちや―するひとりもの/柳多留 17」 (4)欠けているところ。穴のあいているところ。「墻壁の―に吶喊(トツカン)して来た/吾輩は猫である(漱石)」

大辞林 ページ 143417 での闕所単語。