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げんしょう-がく ―シヤウ― [3] 【現象学】🔗🔉

げんしょう-がく ―シヤウ― [3] 【現象学】 〔(ドイツ) Phnomenologie〕 (1)現象界や現象する知についての哲学的理説。ランベルト・カント・ヘーゲルらに見られる。 (2)意識に直接的に与えられる現象を記述・分析するフッサールの哲学。現象そのものの本質に至るために,自然的態度では無反省に確信されている内界・外界の実在性を括弧に入れ(エポケー),そこに残る純粋意識を志向性においてとらえた。実存哲学などにも影響を与え,サルトルによるイマージュの現象学,メルロ=ポンティによる知覚の現象学などが生まれた。

大辞林 ページ 143561 での現象学単語。