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こうしょう-がく カウ― [3] 【考証学】🔗🔉

こうしょう-がく カウ― [3] 【考証学】 中国,明末におこり,清代に盛行した実証的・文献学的な学問。宋・明代の理学・心学に対して,漢代の訓詁を重視する古典の研究方法を継承・発展させたもの。清初の黄宗羲(コウソウギ)・顧炎武(コエンブ),中期の戴震(タイシン)・段玉裁(ダンギヨクサイ)・王念孫(オウネンソン)らが代表的。江戸後期の皆川淇園(キエン)・太田錦城・松崎慊堂(コウドウ)・狩谷掖斎(エキサイ)・渋江抽斎(シブエチユウサイ)などに影響を与えた。

大辞林 ページ 143809 での考証学単語。