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しみっ-たれ [0] (名・形動)🔗🔉

しみっ-たれ [0] (名・形動) 〔動詞「しみったれる」の連用形から〕 (1)金品を出し惜しみすること。けちくさいさま。また,その人。「田舎者は―だから五円もやれば驚ろいて眼を廻す/坊っちゃん(漱石)」 (2)考えや気持ちが狭いさま。 (3)見ばえがしないこと。貧弱なさま。また,貧乏でみすぼらしいさま。「桜を植(ウエ)ても―な樹は植込まねえから/安愚楽鍋(魯文)」 (4)醜女。「されど薄情(ジヨウナシ)不才(テナシ)の―も艶子(イロオトコ)の伉儷(アイカタ)となり/洒落本・嘉和美多里」

大辞林 ページ 145935 での単語。