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しみっ-たれ [0] (名・形動)🔗⭐🔉
しみっ-たれ [0] (名・形動)
〔動詞「しみったれる」の連用形から〕
(1)金品を出し惜しみすること。けちくさいさま。また,その人。「田舎者は―だから五円もやれば驚ろいて眼を廻す/坊っちゃん(漱石)」
(2)考えや気持ちが狭いさま。
(3)見ばえがしないこと。貧弱なさま。また,貧乏でみすぼらしいさま。「桜を植(ウエ)ても―な樹は植込まねえから/安愚楽鍋(魯文)」
(4)醜女。「されど薄情(ジヨウナシ)不才(テナシ)の―も艶子(イロオトコ)の伉儷(アイカタ)となり/洒落本・嘉和美多里」
しみっ-た・れる [5][0] (動ラ下一)🔗⭐🔉
しみっ-た・れる [5][0] (動ラ下一)
〔「しみたれる」の促音添加〕
(1)金品を出し惜しむ。けちくさい。「さう―・れた真似も出来まいし/こころ(漱石)」
(2)考えや気持ちなどが狭い。「―・れた了簡(リヨウケン)」
(3)見ばえがしない。貧弱である。また,貧乏でみすぼらしい。「外国現代の芸術界は…ぢぢ穢(ムサ)い,―・れた空気に満ちては居ない/うづまき(敏)」
しみ・でる [3] 【染(み)出る・滲み出る】 (動ダ下一)🔗⭐🔉
しみ・でる [3] 【染(み)出る・滲み出る】 (動ダ下一)
中の液汁が,それをおおう物を通り抜けて表面に出る。「包み紙を通して油が―・でる」
しみ-どうふ [3] 【凍み豆腐】🔗⭐🔉
しみ-どうふ [3] 【凍み豆腐】
「高野豆腐(コウヤドウフ)」に同じ。[季]冬。
しみ-とお・る ―トホル [3] 【染(み)透る・沁み透る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
しみ-とお・る ―トホル [3] 【染(み)透る・沁み透る】 (動ラ五[四])
液体が内部深くまで,または裏側まで十分にしみる。しみこむ。「はらわたに―・るうまさ」
しみ-に 【繁みに】 (副)🔗⭐🔉
しみ-に 【繁みに】 (副)
茂く。しみみに。「梅の花み山と―ありともやかくのみ君は見れど飽かにせむ/万葉 3902」
大辞林 ページ 145935。