複数辞典一括検索+

しゃれ-ぼん [0] 【洒落本】🔗🔉

しゃれ-ぼん [0] 【洒落本】 江戸後期,主として江戸市民の間に行われた遊里文学。明和・安永・天明年間(1764-1789)に流行。会話を基調とし,遊里の事情や恋の手管(テクダ)を写実的に描いた「うがち」の手法が特色。書型は半紙四つ折りの小本。作者に山東京伝・平秩(ヘズツ)東作・大田南畝・朱楽(アケラ)菅江らがおり,代表作に「聖遊廓(ヒジリノユウカク)」「遊子方言」「辰巳之園」「通言総籬(ツウゲンソウマガキ)」などがある。形や表紙の色から蒟蒻本(コンニヤクボン)・茶表紙とも呼ばれる。

大辞林 ページ 146090 での洒落本単語。