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しり 【尻・臀・後】🔗🔉

しり 【尻・臀・後】 ■一■ [2] (名) (1)四足動物の胴の後肢の付け根の後方,肛門のあるあたりで,肉が豊かについているところ。臀部(デンブ)。けつ。おいど。いしき。 (2)空間的または時間的に順序をなして続いているものの,最後の部分。後尾。しまい。うしろ。 ⇔あたま 「行列の―につく」「言葉の―」 (3)上と下,前とうしろ,本と末,頂と底のあるものの,下・うしろ・末・底の部分。「縄の―」「なべの―」 (4)あとに残った,処理しなくてはならない懸案。あと始末。「不始末の―を持って行く」 (5)(「じり」の形で)名詞の下に付いて複合語をつくる。(ア)ものの一番終わり,または終わりの部分をいう。「幕―」「帳―」「言葉―」(イ)「帳尻」の略。「貿易―」 ■二■ (接尾) 助数詞。矢羽に用いる鳥の羽を数えるのに用いる。尾羽を用いるところからいう。大ワシは一四枚,小ワシは一二枚,タカは一〇枚で一尻という。「紺の布百反,鷲の羽百―/義経記 7」

大辞林 ページ 146827 での単語。