複数辞典一括検索+

べき (助動)🔗🔉

べき (助動) 〔助動詞「べし」の連体形〕 推量の助動詞「べし」の残存形として,現代語でも次のように用いられる。 (1)当然のなりゆき,あるいは,そうなるはずの事柄を述べる。「いま満開のこの花もやがては散る〈べき〉運命にある」「最近における少年犯罪の増加は恐る〈べき〉ことだ」 (2)〔「べきだ」「べきである」などの形で〕 義務づける意味を表す。「この件についての責任はすべて幹部がとる〈べき〉だ」「無責任な批判はなす〈べき〉ではない」 →べし(助動)

大辞林 ページ 153968 での助動単語。