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もと 【本・元】🔗⭐🔉
もと 【本・元】
■一■ [2][0] (名)
(1)(多く「元」と書く)物事が生ずるはじめの物や所。ことのおこり。はじめ。「―へさかのぼって考え直す」「火の―」「出版―」
(2)物事の根本をなすところ。根幹。基礎。土台。⇔末。《本》「―が枯れる」「農は国の―」「資料を―にして議論する」
〔基礎の意では「基」とも書く〕
(3)(「因」とも書く)原因。理由。「失敗は成功の―」「けんかの―はささいなことだった」「間違いの―」
(4)(「素」とも書く)原料。材料。《元》「大豆を―にして作る」「―を仕込む」
(5) [0]
もとで。もとね。元金。原価。《元》「―を取る」「―を割る」「―がかかる」
(6)草木の株または幹。
(7)和歌の上の句。
⇔末
「歌どもの―をおほせられて,『これが末いかに』と問はせ給ふに/枕草子 23」
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)草木の株の数を数えるのに用いる。ほん。《本》「菊一―を植える」
(2)鷹狩りに使う鷹の数を数えるのに用いる。羽(ワ)。「鷹一―」
大辞林 ページ 155681 での【本】単語。