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けし【衣】🔗🔉

けし 【衣】 〔動詞「着(ケ)す」の連用形から〕 (「御衣(ミケシ)」の形で)ころも。「ぬばたまの黒き御―を/古事記(上)」

けし【消し】🔗🔉

けし [0] 【消し】 (1)消すこと。「―ゴム」「火―」 (2)文字などを消した跡。「見舞の状を書きかけ,―の出来たのを引裂いて/油地獄(緑雨)」 (3)囲碁で,相手の模様を狭めるためにその周辺に石を打つこと。また,その着手。

け-し【芥子・罌粟】🔗🔉

け-し [0] 【芥子・罌粟】 (1)ケシ科の大形二年草。東ヨーロッパ原産。高さ約1メートル。葉は緑白色で基部は茎を抱く。初夏,茎頂に紅・紅紫・白などの大きな四弁花を単生し,球形の果実を結ぶ。種子は小さく黒または白で多数あり,芥子油をとるほか,パンや和菓子の飾りに用いる。未熟の果実から阿片がとれるので,一般の栽培は禁止されている。 〔「芥子の花」は [季]夏。《己れ毒と知らで咲きけり―の花/虚子》〕 (2)ケシ科ケシ属の草花の総称。ヒナゲシ・オニゲシなど。 (3)カラシナの古名。特に,その種子。食用・薬用とするほか,仏寺で護摩をたくのに用いる。 (4)「芥子玉(ケシダマ)」に同じ。 (5)鎧(ヨロイ)の飾り。こまかい鋲(ビヨウ)を飾りに打ちつけたもの。 (6)「芥子坊主(ケシボウズ){(2)}」に同じ。 (7)(名詞の上に付いて)きわめて小さいの意を添える。「―粒」「―本」 芥子(1) [図]

け・し【異し・怪し】🔗🔉

け・し 【異し・怪し】 (形シク) (1)普通と違っている。いつもの状態ではない。「あらたまの年の緒長く逢はざれど―・しき心を我(ア)が思(モ)はなくに/万葉 3775」 (2)不審だ。奇怪だ。「この女かく書きおきたるを―・しう,…何によりてかからむと,いといたう泣きて/伊勢 21」 (3)(程度が)はなはだしい。ひどい。「宿世は知らねども,さるまじらひせむにも,―・しうは人に劣らじ/宇津保(嵯峨院)」

け・し🔗🔉

け・し (接尾) 〔形容詞型活用〕 体言などに付いて,そういう性質・状態にある意を表す。「見奉る人さへ露―・き秋なり/源氏(桐壺)」「のど―・し」

けし【芥子】(和英)🔗🔉

けし【芥子】 a poppy.→英和 〜粒 a poppy seed.

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