ざる [2] 【笊】
(1)割って薄く削った竹を編んで作った,浅くくぼんだ入れ物。台所用品として,野菜や米穀を洗ったり水気を切ったりするのに用いる。金網・プラスチックなどでも作られる。
(2)粗雑で漏れが多いこと。「―法」
(3)「笊碁(ザルゴ)」の略。
(4)「笊蕎麦(ザルソバ)」の略。
ざる
〔古語の打ち消しの助動詞「ざり」の連体形で,現代に残存しているもの〕
打ち消しの意を表して,下の語に続く。…ない…。「思わ―出来事」「計ら―結果となった」
〔現代語では,主に文章語的な表現として用いられる〕
→ず(助動)
→ざり(助動)
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