しい 【尿】 〔幼児語〕 小便。おしっこ。

しい シヒ [1] 【椎】 ブナ科の常緑高木。ツブラジイ・スダジイの総称。関東以西の暖地に自生し，大木・古木となる。葉は革質で長円形。雌雄同株。果実はどんぐり状で食用になる。材は建材・家具材，椎茸の原木などとする。樹皮は染色に用いる。シイノキ。シイガシ。

し-い ― [1] 【尸位】 〔「書経（五子之歌）」による。人が尸(カタシロ)として，仮に神霊の位につく意〕 才能も人徳もないのにいたずらに位についていること。「―素餐(ソサン)」

し-い [1] 【四夷】 漢民族が中国の周囲の異民族をさしていう語。東夷・西戎(セイジユウ)・南蛮・北狄(ホクテキ)の総称。転じて服従しない四方の民。

し-い ― [1] 【四位】 位階の第四番目。正四位・従四位の総称。

し-い ― [1] 【四囲】 （名）スル （１）四方をとり囲むこと。「高嶽之れを―す/日本風景論（重昂）」 （２）まわり。周囲。「―の情勢」

し-い ― [1] 【四維】 （１）〔「維」は隅(スミ)の意〕 艮(ウシトラ)（北東）・巽(タツミ)（南東）・坤(ヒツジサル)（南西）・乾(イヌイ)（北西）の四つの方位。 （２）〔「管子（牧民）」による。「維」は大綱の意〕 国家を維持するのに必要な四つの基本的な事柄。礼・義・廉・恥をいう。

し-い [1] 【旨意】 考え。意図。「何等の―も，秩序も，趣味も無くて/金色夜叉（紅葉）」

し-い [1] 【私意】 （１）自分の考え。私見。 （２）私情を交えた不公平な考え。「毫も―なし/花柳春話（純一郎）」

し-い ― [1] 【思惟】 （名）スル （１）考えること。思考。しゆい。「其―する所甚だ卑下にして/明六雑誌 19」 （２）〔仏〕「しゆい（思惟）」に同じ。 （３）〔哲〕「思考(シコウ){（２）}」に同じ。

し-い ― [1] 【施為】 ほどこし行うこと。行為。

し-い [1] 【恣意・肆意】 （１）その時々の気ままな思いつき。自分勝手な考え。「会長の―によって方針が左右される」 （２）物事の関係が偶然的であること。「言語の―性」

し-い [1] 【徙移】 移ること。移動。移徙。

し-い [1] 【紫衣】 ⇒しえ（紫衣）

し-い [1] 【詩意】 詩の心。詩の意味。

し-い [1] 【緇衣】 ⇒しえ（緇衣）

しい [1] （感） （１）動物を追う語。しっ。 （２）人を制する語。しっ。「―，人が来るぞ」 （３）あざ笑う声を表す語。「―と笑ひけるなり/平治（下・古活字本）」 （４）呼び掛ける語。もしもし。「是に言葉をかけて見う，―，―，申/狂言・鼻取相撲」

し・い （接尾） 〔形容詞型活用（[文]シク し）〕 名詞や動詞の未然形，畳語などに付いて，形容詞をつくる。そういうさまである，そう感じられる，という意を表す。「おとな―・い」「喜ば―・い」「毒々―・い」「にくにく―・い」

しい【四囲の情勢】 circumstances;surroundings.

しい【思惟する】 think;→英和 consider;→英和 speculate.→英和

しい【椎】 《植》a chinquapin.→英和 〜の実 an acorn.→英和

しい【恣意的な(に)】 arbitrary(-ily).→英和