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はる【春】🔗🔉

はる [1] 【春】 (1)四季の一。冬と夏の間の季節。現行の太陽暦では三月から五月まで。陰暦では正月から三月まで。また,二十四節気では立春から立夏の前日まで。天文学上では,春分から夏至(ゲシ)の前日まで。昼が長く,夜が短くなる。一年中で最も陽気がよく植物の発育期にあたる。「冬が過ぎて―が来る」[季]春。 (2)正月。新春。「初―」 (3)勢いの盛んな時期。「わが世の―を謳歌する」 (4)青春期。思春期。性的な感情を抱き始める年ごろ。「―にめざめる」 (5)色情。春情。「―をひさぐ」

ハルHull🔗🔉

ハル Hull イギリス,イングランド北東部,北海に注ぐハンバー川の河口近くの北岸に位置する港湾都市。造船・金属・精油などの工業が発達。漁業基地。

ハルHull🔗🔉

ハル Hull (1)〔Clark Leonard H.〕 (1884-1952) アメリカの心理学者。動物の学習実験により刺激と反応について数量的に研究,行動の理論的体系化を行なった。著「行動の原理」 (2)〔Cordell H.〕 (1871-1955) アメリカの政治家。F =ルーズベルト大統領の国務長官となり,開戦前の日米交渉にあたる。その後,国際連合設立に貢献。

は・る【張る】🔗🔉

は・る [0] 【張る】 (動ラ五[四]) □一□(自動詞) (1)物の表面などを一面におおうように広がる。「池に氷が―・る」「蜘蛛(クモ)の巣が―・った廃屋」 (2)木の根や枝が四方八方に大きく広がる。「四方に根が―・る」 (3)ゆるみなくひきしまる。「凧(タコ)の糸が―・る」 (4)突き出したり角立ったりしていて目立つ。「あごの―・った男」 (5)ふくれて,はちきれそうになる。「食べ過ぎて腹が―・る」「乳が―・る」「青柳の―・りて立てれば/万葉 3443」 (6)筋肉が固くなる。凝(コ)る。「肩が―・る」 (7)感情のはたらきが強くなる。盛んになる。「欲の皮が―・る」「食い意地が―・る」 (8)(「気が張る」の形で)精神が緊張する。「気が―・っていたので疲れを感じなかった」 (9)数量・程度などが普通以上に大きくなる。「嵩(カサ)が―・る」「仕事ガ―・ル/ヘボン(三版)」 (10)他人に負けまいとして張り合う。「お金子(カネ)で―・る事も出来るけれど/社会百面相(魯庵)」 (11)(多く「ハル」と書く)謡(ウタイ)や浄瑠璃などの音曲で,高い声,大きな声を出す。「『君をいはひて』『はひて』と―・るべからず/申楽談儀」 □二□(他動詞) (1)布状・網状・糸状の物を,たるまないように広げて固定する。「テントを―・る」「テニスのネットを―・る」「ロープを―・る」 (2)(「貼る」とも書く)板状の物を何枚もつなぎ合わせて平面を作る。「化粧板で天井を―・る」「床板を―・る」 (3)(多く「貼る」と書く)糊(ノリ)などをつけて物を平らな面につける。「封筒に切手を―・る」「ポスターを―・る」「傷口に絆創膏(バンソウコウ)を―・る」「タイルを―・って壁を仕上げる」 (4)水などを,一面に満たす。「風呂桶(オケ)に水を―・る」「田んぼに水を―・る」 (5)草木が根や枝を四方八方に大きくのばす。「大地に根を―・る」「四方に枝を―・る」 (1)人が肘(ヒジ)・肩・胸などを突き出したり広げたりして,大きく見えるようにする。「肘を―・る」「肩を―・って歩く」 (2)(「胸を張る」の形で)人が自分の自信や正当性を示すために,胸を大きく反らせる。「胸を―・って答える」 (3)(「声を張る」の形で)高い声・大きな声を出す。張り上げる。「声を―・って助けを求める」 (4)大きく開く。目をはる。「眼(マナコ)を―・り呼吸(イキ)を凝して/運命論者(独歩)」 (5)無理をして押し通す。(ア)強引にある態度や気持ちを押し通す。「意地を―・る」「強情を―・る」「我(ガ)を―・る」(イ)ある感情を強くする。盛んにする。「欲を―・りすぎて失敗する」(ウ)無理にうわべをかざる。「虚勢を―・る」「見えを―・る」(エ)(「気を張る」の形で)気前をよくする。きばる。「気を―・つて段々御馳走申ければ/浮世草子・禁短気」 賭ける。「有り金全部を―・る」「ヤマを―・る」「相場を―・る」 (1)(「体を張る」の形で)危険をかえりみずに事に当たる。「おれは体を―・って生きているんだ」 (2)ある地位・立場に身を置く。「横綱を―・る」 (3)相手に対抗する。(ア)(「向こうを張る」の形で)相手の行動に対抗するような行動をとる。「ライバル会社の向こうを―・って新型車を売り出す」(イ)一つのものを複数の者が手に入れようとして争う。「源三さんと同じ女子(オナゴ)―・つた時なぞ/南小泉村(青果)」 (1)広げるようにして構え設ける。「祝宴を―・る」「論陣を―・る」「所帯を―・る」「つまらねえ店でも斯(コ)うして―・つてるから/真景累ヶ淵(円朝)」「宇陀の高城に鴫罠(シギワナ)―・る/古事記(中)」 (2)(「勢力を張る」などの形で)ある場所において勢力をもっている。「関八州に勢力を―・る」 (3)人を見張る。また,人を待ちうける。「―・り込む」 (「撲る」とも書く) (1)平手で打つ。「横っ面(ツラ)を―・る」「切った―・ったの大乱闘」 (2)相撲で,張り手を使う。 (1)将棋の駒を盤上のある箇所に置く。「持ち駒を―・る」 (2)奮いたたせる。「喇叭(ラツパ)を吹立て軍勢力を―・り/浮城物語(竜渓)」 [可能] はれる [慣用] 網を―・煙幕を―・肩肘(カタヒジ)―・金で面(ツラ)を―・根が―・門出を―/鈴を張ったよう

は・る【墾る】🔗🔉

は・る 【墾る】 (動ラ四) 田畑や道を新しく開く。開墾する。「草陰の安努な行かむと―・りし道/万葉 3447」

は・る【晴る・霽る】🔗🔉

は・る 【晴る・霽る】 (動ラ下二) ⇒はれる

は・る【腫る・脹る】🔗🔉

は・る 【腫る・脹る】 (動ラ下二) ⇒はれる

はる【遥】🔗🔉

はる 【遥】 (形動ナリ) はるかに見渡せるさま。「目もはるに」の形で,「芽も張る」とかけて用いられる。「めも―に野なる草木ぞわかれざりける/古今(雑上)」

はる🔗🔉

はる (助動)(はら・はり(はつ)・はる・はる・はりや・○) 尊敬の意を表す関西での言い方。 〔「なはる」の変化した「やはる」の転。たとえば「行きやはる」という言い方が「行きゃはる」となり,さらに「行かはる」となって「はる」が析出された〕 →なはる

はる【春】(和英)🔗🔉

はる【春】 spring.→英和 〜めく look like spring.→英和

はる【張る】(和英)🔗🔉

はる【張る】 (1)[伸長する]stretch;→英和 extend;→英和 spread (広げる).→英和 (2)[おおう]cover;→英和 paper (障子を).→英和 (3)[突き出す]put out (肩を);throw out (胸を). (4)[平手で]slap.→英和 (5) ⇒幕,テント. 気が〜 feel nervous.

はる【張る】(和英)🔗🔉

はる【張る】 (1) ⇒張り付ける. (2)[こう薬を]apply.→英和

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