複数辞典一括検索+

🔗🔉

(1)五十音図マ行第二段の仮名。両唇鼻音の有声子音と前舌の狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「み」は「美」の草体。片仮名「ミ」は「三」の全画。 〔奈良時代までは,上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕

み【三】🔗🔉

[1] 【三】 みっつ。さん。物を数えるときなどに用いる。「ひ,ふ,―,よ」

み【巳】🔗🔉

[0] 【巳】 (1)十二支の第六。年・日・時刻・方位などに当てる。へび。 (2)時刻の名。今の午前一〇時頃。また,午前九時から午前一一時の間。または午前一〇時から午前一二時まで。 (3)方角の名。南から東へ三〇度。

み【水】🔗🔉

【水】 みず。「汀(ミギワ)」「源(ミナモト)」「垂水(タルミ)」など他の語と複合した形でみられる。

み【曲・回】🔗🔉

【曲・回】 〔動詞「みる(廻)」の連用形から〕 山・川・海岸線などの折れ曲がった所。他の語と複合して用いられる。「浦み」「里み」など。「石見(イワミ)の海角の浦―を/万葉 131」

み【見】🔗🔉

【見】 (1)見ること。他の語と複合して用いる。「花―」「月―」 (2)ながめ。「山見れば―のともしく川見れば―のさやけく/万葉 4360」

み【身】🔗🔉

[0] 【身】 ■一■ (名) 〔「み(実)」と同源〕 生きている人のからだ,またその主体としての自分。 (1)身体。からだ。「―をよじって笑う」 (2)我が身。自分自身。「信仰に―をささげる」「危険が―に迫る」「―みづから煙草をつめて/当世書生気質(逍遥)」 社会的存在としての自分のありようをいう語。 (1)地位。身分。分際。「流浪の―となる」「―のほどを知れ」 (2)立場。「私の―にもなって下さい」 (3)身持ち。「―が修まらない」 あるものの本体部分。付属部分や表面部分に対していう。 (1)(皮・骨に対して)肉。「―だけ食べる」「白―の魚」 (2)ふたのある器物で物を入れる本体の部分。「―とふたとが合わない」 (3)(鞘(サヤ)や柄(エ)に対して)刀や鋸(ノコギリ)の,刃を持つ金属部分。「―が鞘に入らない」 (4)木の皮の下の,材の部分。 (5)衣服の袖・襟などを除いた,胴体をおおう部分。 ■二■ (代) (1)一人称。男子がやや優越感をもって自分をさしていう。中世・近世の語。「―が家は三条東洞院に有りしなり/正徹物語」 (2)(接頭語「お」「おん」を冠して,「おみ」「おんみ」の形で)二人称。相手をさしていう。 →おみ(代) →おんみ(代)

み【実・子】🔗🔉

[0] 【実・子】 〔「み(身)」と同源〕 (1)植物の果実。「―がなる」 (2)植物の種子。「草の―」 (3)汁の中に入れる野菜や肉など。「みそ汁の―」 (4)中身。内容。「―のある話」

み【海】🔗🔉

【海】 〔「うみ」の「う」が脱落した形〕 うみ。「淡海(オウミ)の―瀬田のわたりに潜(カズ)く鳥/日本書紀(神功)」

み【神・霊】🔗🔉

【神・霊】 霊的な力をもつものの意。「山祇(ヤマツミ)」「海神(ワタツミ)」など他の語と複合して用いられる。「やまつ―の奉る御調(ミツギ)と/万葉 38」

み【箕】🔗🔉

[1] 【箕】 穀類をあおってふるい,殻・ごみを除く農具。 箕 [図]

み【未】🔗🔉

【未】 接頭語的に用いて,まだ…していない,まだ…でない意を添える。「―成年」「―開発」「―完成」「―処理」「―解決」「―確認」

み【味】🔗🔉

【味】 ■一■ (名) あじ。味覚。 ■二■ (接尾) 助数詞。飲食物や薬品などの種類を数えるのに用いる。「五―」

(イタリア) mi🔗🔉

[1] (イタリア) mi (1)洋楽の階名の一。長音階の第三度,短音階の第五度の音。 (2)ホ( E )音のイタリア音名。

み【御】🔗🔉

【御】 (接頭) 〔本来は神など霊威のあるものに対する畏敬の念を表した〕 (1)主として和語の名詞に付いて,それが神仏・天皇・貴人など,尊敬すべき人に属するものであることを示し,敬意を添える。お。「神の―心」「―子」「―姿」 (2)(多く「深」と書く)主として和語の名詞や地名に付けて,美しいとほめたたえたり,語調を整えたりするのに用いられる。「―山」「―雪」「―草」「―吉野」

み【深】🔗🔉

【深】 (接頭) ⇒み(御)(2)

🔗🔉

(接尾) 形容詞・形容動詞の語幹に付いて名詞を作る。 (1)そういう性質・状態,またそういう感じを表す。「暖か―」「厚―」「おもしろ―」「新鮮―」 〔「味」を当てることがある。接続する語が「さ」より少なく,対象の性質・状態・程度を主観的・感覚的にとらえる〕 (2)そういう状態をしている場所をいう。「深―にはまる」「弱―」「茂―」

🔗🔉

(接尾) 意味上対立する二つの動詞の連用形や,動詞とその動詞に「ず」の付いた形に接して,動作・状態が交互に現れる意を表す。…たり…たり。「照り―曇り―」「降り―降らず―」

🔗🔉

(接尾) 〔上代語〕 形容詞および形容詞型助動詞の語幹に付く。 (1)原因や理由を表す。…が…なので。…が…から。「我妹子(ワギモコ)をいざみの山を高―かも大和の見えぬ国遠―かも/万葉 44」 (2)中止法として,叙述の並列に用いる。「山高―川とほしろし/万葉 324」 (3)「思ふ」や「す」を伴って,思考・感情の内容を示す。「我妹子を相知らしめし人をこそ恋のまされば恨めし―思へ/万葉 494」 〔中古以降は和歌だけに用いられた〕

み【身】(和英)🔗🔉

み【身】 the body (身体);→英和 oneself (自分);→英和 a blade (刀身).→英和 〜にしみてdeeply;→英和 heartily.〜につまされる deeply sympathize;feel deeply.(技術を)〜につける acquire skill.〜に余る光栄 a great honor.〜の振り方を相談する ask a person's advice about one's future.〜を任せる give[submit]oneself.〜を固める (marry and) settle down.そう言っては〜も蓋もない That's too frank.

み【実】(和英)🔗🔉

み【実】 [果実](a) fruit;→英和 a nut (堅果);→英和 a seed (種);→英和 [実質]substance.→英和 〜のある substantial;→英和 nutritious.→英和 〜を結ぶ bear fruit.

み【箕】(和英)🔗🔉

み【箕】 a winnow.→英和 〜でふるう winnow.

み【巳(年)】(和英)🔗🔉

み【巳(年)】 (the year of) the Snake.

大辞林で完全一致するの検索結果 1-23