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(1)五十音図ラ行第一段の仮名。歯茎弾き音の有声子音と後舌の広母音から成る音節。 (2)平仮名「ら」は「良」の草体。片仮名「ラ」は「良」の初二画。

ら【螺】🔗🔉

[1] 【螺】 渦巻状の貝殻をもつ貝類の総称。

ら【羅】🔗🔉

[1] 【羅】 (1)薄く織った絹布の総称。うすぎぬ。うすもの。 (2)搦(カラ)み織りの技法を用いて織った目の粗い絹織物。 (3)陰茎。魔羅(マラ)。

(イタリア) la🔗🔉

[1] (イタリア) la (1)西洋音楽の階名の一。長音階の第六度,短音階の第一度の音。 (2)イ( A )音のイタリア音名。

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(助動) 〔推量の助動詞「らむ」の転である「らう」がさらに転じたもの。中世後期の語〕 推量の助動詞「うず」に付いた「うずら」,完了の助動詞「つ」に付いた「つら」として用いられる。…だろう。…う。「信陵君やなんどは北面してこうず〈ら〉,今は対合に迎へんとするぞ/史記抄 11」「臨罪ときに法を知らずしてかしつ〈ら〉と云ふ/四河入海 13」

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(助動) 〔完了の助動詞「り」の未然形〕 ⇒り(助動)

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〔ラ行に活用する動詞・助動詞の終止形の語尾「る」に終助詞「わ」が付いた「るわ」の転。話し言葉でのくだけた言い方に用いられる。「らあ」とも〕 詠嘆あるいは強調の気持ちを表す。「そんなもの,ぼくだって書け―(らあ)」「その程度のテストなら,だれだって受けられ―(らあ)」

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(間投助) 〔近世語〕 文末の言い切りの形に付いて,軽く確認する気持ちを表す。「ものまうとはたそ―/狂言・比丘貞」

ら【等】🔗🔉

【等】 (接尾) (1)人を表す名詞や代名詞に付いて,複数であることを表す。謙譲・親愛・蔑視の気持ちを含んで,それと同類のものを漠然とさす。目上の人を表す語には付かない。「ぼく―の誓い」「われ―」「おまえ―」「こども―」「やつ―」「これ―」 (2)名詞に付いて,語調を整えまた,事物をおおよそにさし示す。「野―」「今日―」 (3)指示代名詞またはその語根に付いて,方向・場所などをおおよそに示す語を作る。「あち―」「ここ―」「どち―」「そち―」「いく―」 (4)人を表す名詞や代名詞に付いて,謙遜または蔑視の意を表す。自分に対する謙遜の気持ちは時代が下るとともに強くなり,相手や他人に対する蔑視の気持ちは古くは愛称としての用法ともなる。「かもがと我(ワ)が見し子―かくもがと我(ア)が見し子にうたたけだに対(ムカ)ひをるかもい添ひをるかも/古事記(中)」「憶良―は今は罷らむ子泣くらむそれその母も我(ワ)を待つらむそ/万葉 373」 (5)形容詞の語幹(シク活用は終止形)や擬態語に付いて,状態性の意の名詞または形容動詞の語幹を作る。「わびし―」「あな醜く賢し―をすと酒飲まぬ人をよく見ば猿にかも似る/万葉 344」「蘇枋(スホウ)の下簾,にほひいときよ―にて,榻(シジ)にうちかけたるこそめでたけれ/枕草子 60」

ラ(和英)🔗🔉

《楽》la.→英和

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