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きだ【段・常】🔗🔉

きだ 【段・常】 〔「きた」とも〕 ■一■ (名) (1)布の長さを測る単位。一常は一丈三尺。「布一―/日本書紀(天武下訓)」 (2)田畑の面積を測る単位。たん(段)。「おほよそ田は長さ三十歩,広さ十二歩を―とせよ/日本書紀(孝徳訓)」 ■二■ (接尾) 助数詞。切れめを数えるのに用いる。「軻遇突智(カグツチ)を斬り三―になす/日本書紀(神代上訓)」

つね【常・恒】🔗🔉

つね [1] 【常・恒】 (1)いつも通りであること。また,いつもそうすること。ふだん。平素。「顔色が―と違う」「車中での読書を―とする」 (2)いつも変わらないこと。永遠であること。「世中はなにか―なる飛鳥川きのふの淵ぞけふは瀬になる/古今(雑下)」 (3)ありふれていること。普通。「―の人」 (4)世の中のことわり。ならわし。ならい。「親が子を思うのは世の―だ」 (5)ある種のものに共通の特性としてありがちなこと。「愚劣な者の―として,何事も自分に都合の好い様にばかり考へるから/平凡(四迷)」 →常に

とこ【常】🔗🔉

とこ 【常】 名詞およびそれに準ずる語の上に,助詞「つ」を介して,あるいは直接に付く。また,形容詞の上に付いたり,副詞をつくったりする。いつも変わらぬ,永遠であるなどの意を表す。「―つ国」「―つ世」「―つ御門」「―世」「―夏」「―めずらし」「―とわ」

とこ-とわ【常】🔗🔉

とこ-とわ ―トハ 【常】 (名・形動ナリ) 〔古くは「とことば」〕 永久に変わらない・こと(さま)。永久不変。「これの世は移り去るとも―にさ残りいませ後の世のため/仏足石歌」

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