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ぬさ【幣】🔗🔉

ぬさ [1] 【幣】 (1)神に捧げる供え物。また,祓(ハラエ)の料とするもの。古くは麻・木綿(ユウ)などを用い,のちには織った布や紙を用いた。みてぐら。にぎて,幣帛(ヘイハク)。御幣(ゴヘイ)。「このたびは―もとりあへず手向山紅葉の錦神のまにまに/古今(羇旅)」 (2)贈り物。特に,旅立ちのときの贈り物。「上下いろいろの―多かりし中に/増鏡(新島守)」 幣(1) [図]

へい【幣】🔗🔉

へい [1] 【幣】 神前に供えたり祓(ハラエ)に用いたりする麻・木綿(ユウ)・帛(ハク)などの布。ぬさ。みてぐら。

まい【幣】🔗🔉

まい マヒ 【幣】 謝礼として贈る物。贈り物。また,神への供え物。「玉桙(タマホコ)の道の神たち―はせむ/万葉 4009」

み-てぐら【幣】🔗🔉

み-てぐら [0] 【幣】 〔「御手座(ミテグラ)」の意という。「みてくら」とも〕 神に奉る物の総称。ぬさ。御幣。幣帛(ヘイハク)。「皇御孫の命のうづの―を称辞(タタエゴト)竟(オ)へまつらく/祝詞(祈年祭)」

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