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しめ【注連・標】🔗🔉

しめ [2] 【注連・標】 (1)「注連縄(シメナワ)」の略。 (2)場所を限ったり,ある領域への出入りを禁止するために,木を立てたり縄を張ったりすること。また,その標示。「大伴の遠つ神祖(カムオヤ)の奥津城(オクツキ)はしるく―立て人の知るべく/万葉 4096」

しるし【印・標・証】🔗🔉

しるし [0] 【印・標・証】 〔動詞「しるす」の連用形から〕 (1)あとの心覚えのためや,他人に必要なことを知らせるために形や色を物に付けたり変化させたりしたもの。マーク。サイン。《印・標》「木に―をつける」「横断歩道の―」「赤信号は止まれの―」 (2)行為・心情・抽象的な観念などを具体的に表すもの。象徴。証拠。「登頂の―の写真」「感謝の―として品物を贈る」「鳩は平和の―だ」 (3)家柄・身分などをはっきりと表すもの。紋所・旗・記章など。《印・標》「過ぎ行く跡から亀菊が―は紛ひも嵐吹く紅葉流しの紋提灯/浄瑠璃・会稽山」 (4)〔皇位またはそれから発することの証拠の意からか〕 《印》(ア)官印。また,印綬。(イ)三種の神器の一,八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)。神璽(シンジ)。「重祚などにてあるべけれども,―の箱を御身に添へられたれば/増鏡(月草の花)」

しる-べ【導・標】🔗🔉

しる-べ [0][3] 【導・標】 〔「知る辺」の意〕 (1)道の案内をすること。また,その人。「道―」「歌妓(ネコ)は箱持(ハコヤ)の―に属(ツキ)/安愚楽鍋(魯文)」 (2)助け導くこと。手引き。案内。「―する物の音につけてなむ,思ひ出でらるべかりける/源氏(橋姫)」

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