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ぬ【野】🔗⭐🔉
ぬ 【野】
□一□「の」を表す万葉仮名「努」「怒」「弩」などを,近世の国学者が「ぬ」を表すものと誤解してできた語。万葉集の訓読や和歌などに用いられた。例えば,「東の野にかぎろひの/万葉 48」
□二□「の(野)」の東国方言。「千葉の―の児手柏(コノテカシワ)の含(ホホ)まれど/万葉 4387」
の【野】🔗⭐🔉
の [1] 【野】
(1)自然のままに草や木の生えた広い平らな土地。野原。「―を越え山を越え」「やはり―におけれんげ草」
(2)田畑。のら。「―に出て働く」
(3)建築・器物などで,内部に隠れて外から見えない部分。
⇔化粧
(4)名詞の上に付いて複合語をつくる。(ア)動植物を表す語に付いて,それが自然に山野で生長したものであること,野生のものであることを表す。「―ねずみ」「―いちご」「―うさぎ」(イ)人を表す語に付いて,正式のものでないこと,粗野であることの意を表す。「―幇間(ダイコ)」「―出頭」
や【野】🔗⭐🔉
や 【野】 [1]
■一■ (名)
(1)平らで広がった地。の。のはら。「未開の―」
(2)官途につかないこと。民間。「―に下る」
■二■ (形動ナリ)
洗練されていないさま。素朴なさま。「気韻の―なるに失して/小説神髄(逍遥)」
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